2002・韓国 ★★☆☆☆(2.6)
監督:チェ・ホ
出演:チョ・スンウ イ・ナヨン チョ・インジ イ・ジャンウォン
若手実力派俳優チョ・スンウが青年実業家に扮した、韓国ムービー。
オンライン・ゲームが発達する現代の韓国の若者達の恋愛事情を、甘く切なく描いた
ラブ・ストーリー。
本作は、前から見たかったけれど見放題ではなかった為に、見なかったが、調べてみると
見放題になっておったので、早速見る事に。 U-NEXT。
この2年間、情熱を傾けてきたチャットゲーム「フー・アー・ユー?」を手掛ける開発者ヒョンテ。
このゲームは、ネット上で恋愛のシュミレーションが出来る究極のデートゲーム。
ある日、一般公開前の宣伝を兼ねた試作イベントで、掲示板にゲームの悪口を書き込んだ
テストユーザーを見つける。
其の書き込みの主のID「ピョリ」が、同じ建物の水族館ダイバーのインジュと知る。
取材と称して会いに行くと、大きな水槽の中をまるで人魚の様に泳ぐ、インジュに
目を奪われてしまうヒョンテ。
インジュに興味を抱いたヒョンテは、自分だという事を隠してゲームのパートナーに彼女を選ぶ。
ゲーム内ではドラマーの「メルロ」として彼女と接するうちに、ヒョンテはインジュに
引かれていくのだったが…。
<雰囲気は分かるかな?>
アバターゲームが開発された頃の作品なので、PC自体もごっついTV型のやつの時代。
2002年は、まだそんな感じだったのね。
本作も20年前の作品なので、「チョ・スンウ」氏も若い。(今みたいに隙のない男ではない)
そしてお相手のインジュ役の「イ・ナヨン」氏は、調べて今日初めて気付きました。
なんと、この方あの「ウォンビン」氏のリアル嫁とは…。 もうびつくり!
(音沙汰のない「ウォンビン」氏は、きっと一般の方と…とか思いこんでいた…。)
インジュは元オリンピック競泳選手。 事故で選手を引退し、今は水族館の水槽内の餌付け要員。
人魚に扮して、水槽内を泳ぐと言うアイデアで、集客を図ろうとしているが、上司には却下。
男にはフラれるわ、アイデアもボツ。 踏んだり蹴ったりな今日この頃。
そんな時に「フー・アー・ユー?」で何でも話せる男性に出逢い、思わずのめり込んだインジュは
「メルロ」の前では、正直な素直な女性になれる。
けれども、目の前に現れたヒョンテも何かと、声を掛けてくれる。
彼は、ゲーム関係の仕事をしている。 でも、彼には興味がないし、逢えば喧嘩になるし。
そんなこんなで、益々「メルロ」にゾッコンになってしまったり…。
ところが、その「メルロ」は何を隠そうゲームの開発者のヒョンテだと…。
ヒョンテも、ゲームで彼女の悩みや素直な気持ちを知り、メルロとは知らないヒョンテと話す
インジュの態度のギャップを楽しんだり、何度も「メルロ」が自分だと言おうとするが…。
えぇぇ~、考えたら分かるやん!って部分もあるのだけれど、インジュは「メルロ」=ヒョンテに
なっていないので、全く疑う事もなく、「会おう」と言ってしまったり…。
まぁ、ある意味「韓国産」やなぁ~って感じもするけれど。
なんか、そう言う不自由だった「あの頃」を束の間懐かしんだりしてしまった。
今の子は「スマホや携帯」で…って良く思うけれど。
無ければ無いで、違う楽しみもあったや~~んって…。(え?無いですって!そりゃどうもスマヌ)
本作の目玉は、何と言っても「チョ・スンウ」氏の甘い歌声。
インジュに何か音楽を聞かせてと言われて、ギターの弾き語りを聞かせる。
(この時は、チョ・スンウ氏、ギターが弾けなかったそう…。爆 でも歌は痺れる)
ちょっと懐かしい時代の恋愛を体験してみては如何どす? え?いらんって! そうどすか?
PCを買って、どうしても早くタイピング出来るようになりたいと思い、怖いもの知らずの私は
(今も違う意味で、怖いもの知らず…)チャット場に…。
なかなか早く打てないけれど、根気よく待ってくれた映画の話をする人達と朝まで話したりした。
(その時も、小学生高学年の子供のいる25歳と言っていた気が…)
その中の1人は、今でもたまにメールをくれたりする。 お陰で、ホンマに早く打てるようになりました。
そう言えば、アメバに移って来て「ピグ」をやり始めた時も朝まで、遊んだよね。 楽しかったな。
知らない誰かと繋がる怖い作品ばっかし見ている私だけれど…。
こう言う微笑ましい作品も、楽しめる「優しい人間」でもあるのだちゅー事で…。
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