2021・米 ★★★☆☆(3.4)
監督・出演:エイミー・ポーラー
出演:ハドリー・ロビンソン ローレン・サイ パトリック・シュワルツェネッガー ニコ・ヒラガ
エイミーポーラー監督の2作目の青春コメディードラマ映画。
原作は、ジェニファー・マチューによる同名の小説。
レンタル作品も到着しておるのだが、今ドラマも犯罪モノ見てるし、到着したDVDもホラー系だしで
ちょっと、気分転換しようと本作を見たのだが…。 Netflixで見ました。
今日から11年生の新学期が始まった。 ママと2人暮らしのヴィヴィアン。
内向的で恥ずかしがり屋な性格のヴィヴィアンは、同じ性格の親友のクラウディアと登校するも。
何と、新学期初日なのに、既に男子達が女子のランク付けを行っている…。
学校での性差別や不公平な現状にうんざりしているヴィヴィアンのこういう時の対処法は
兎に角、目立たないことが肝心。
新しいクラスに、転校生のルーシーが。 彼女は自分の意見を臆せず主張する女の子だった。
それがフットボール部のキャプテンで、学園の人気者のミッチェルの気に障り、嫌がらせを
受けるようになった…。 仕方がないので、ルーシーは校長に直談判に行くも埒が明かない。
見かねたヴィヴィアンはルーシーに「目立たない方がいい」とアドバイスしたのだが。
「私は逃げない」ときっぱりと言い返された。
でも、益々嫌がらせをするミッチェルは、遂にランク付けで、最悪なランクにルーシーの名を。
嘗ては、反骨精神旺盛だったママと、嫌がらせに負けないルーシーに感化されるヴィヴィアン。
「何かやらねば…」でも、目立つ事はしたくない…。
それならば、校内の性差別を非難する冊子「モキシー」を匿名で作る事に。
これが学校中で大反響を呼び、ついには革命を引き起こす事になるのだったが…。
<多分ね、予想していた作品と「違う~」って思うと…> 予告をどうぞ。
「青春コメディドラマ」作品、なんて書いたけれど、コメディ要素はそんなになくて、結構熱い
「女子」の為のレボリューション作品。
タイトルの「モキシー」は「不屈の精神と決断」の意味が籠っている「勇気」と訳されていた。
嘗ては女子だったであろう、校長は今や単なる差別おばさんと化していて全然役に立たない。
(此処は、爺様が校長だったら、服装とかの事もすんなり頷けるのにな)
<嘗ては、闘う女子だったママ> ママ役の「エイミー・ポーラー」氏が監督。
話の分かるママではあるけれど、それでもやっぱりママだからね、「うるさい事も言っちゃう」。
親友のクラウディア役は「ローレン・サイ」氏はモデルでもある。 アジア系の彼女のママは
凄く厳しいけれど、その訳も分かって来る。 (野暮ったい服装だけど実は綺麗なのよ~)
<ヴィヴィアンの事を好きな彼の視線>
家に挨拶に来た彼に「小学校1年生の時にお漏らしした子ね」って、何時の話やねん!的な事を
言っちゃうママ。 (思うに、何でも知ってるぞ的な牽制だと思うけど)
本来なら、ルックスとか爽やか青年役で登場の筈が…。 女子の敵・ミッチェル役は
シュワちゃんジュニア。 シュワちゃんの3人目の子供で長男「パトリック・シュワルツェネッガー」氏。
小冊子「モキシー」の製作者が匿名だからって、言いたい事言っちゃうヴィヴィアン。
賛同しないクラウディアと喧嘩したり、彼氏やママと大喧嘩したリ。
きっと、反抗期が一挙に押し寄せて爆発したのかな? ははは。
女子だけのパーティ会場で歌う「中学生バンド」がメッサイケてた。
一挙に性格が変わるなんて事は、無理だけれど。 変われるチャンスは何時でもある。
そして、一緒に叫ぼうぞ! え?25歳は参加外ってか? とほほほ。
久々に、ガールズ作品で、勢いもあって面白かった作品だった。
とは言え、「ネタ」的には、ちょっと古いんでないかい? ちゅー所をマイナスしたけど面白いよ。
嘗ての女子も、見るべし、って思うが如何でしょ。
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