2020・邦画 ★☆☆☆☆(1.9)
監督:今泉力哉
出演:田中圭 岡崎紗絵 志田彩良 松木エレナ ともさかりえ 白鳥玉季
田中圭が主演を務めるラブロマンス群像劇。
花屋を営む青年とラーメン屋店主の女性を軸に、さまざまな恋愛模様が展開する。
監督は今泉力哉。
ヒロインを岡崎紗絵が演じ、志田彩良のほか、SUMIRE、山下健二郎、ともさかりえ、
小市慢太郎らが共演している。(シネマトゥデイより抜粋)
本作も上映しているのは知っていたけれど、他に見たいモノ優先で落とした作品。
Netflixで見れましたです。
街で一番オシャレな花屋「mellow」を営むのは、独身で彼女もいない夏目誠一。
夏目の姉の転勤に伴い転校した姪っ子は、気分が乗らない時は学校に行かずに
母親に連れられて、1日夏目の店にお世話になる。
そんな彼が、姪っ子「さほ」を連れて良く行くのが近所のラーメン屋。
先代の店主が亡くなり、東京で働いていた娘の木帆が継いでいた。
夏目は先代の仏壇に供える花も請け負っていたのだ。
丁寧な仕事ぶりで多くの常連客を抱えていた夏目。
ある日、彼は常連客の一人で人妻の麻里子から、思いもよらぬ状況で恋心を
打ち明けられるのだったのだが…。
いやぁ~、申し訳ない。 監督作の「愛がなんだ」も、其処まで得点が良くなくて、本作は更に…。
監督とは合わないのかな私。 三浦様出演の監督作も見てみようかな。
という事で、これから書く事は私だけの意見です。 そして本作も皆様本当に高得点です。
ですので、もしよかったら「ポチッとな」だけ押して、他に飛んで行って下され~~。
「おっさんずラブ」も見たことないし、多分無理だと思っておるが、この所グングンの勢いで
大人気の田中様。 実は、控えめな感じが好印象で嫌いな方ではない。
けれども、田中様が出ているだけで「癒される」とは思えないし、本作を見て何処が癒されるのかが
私には分からん。
主役の夏目は、シャレオツな花屋さんを営んでいる。 花屋さんには必ずある筈の冷蔵庫がない。
傷みやすい切り花は、冷蔵庫に入れて温度管理をせねば日持ちしない。
ちゅ~事で、雰囲気がシャレオツな花屋の心優しい店主が主人公。 多分生活は出来んやろ。
人の別れ話を小耳に挟んで、泣いてしまう様なお方。
(大人として、Do~なんざましょ) 普通は、他人の話が聞こえてきても、聞こえないふりするでしょ。
それがマナーじゃないのんか? しかも泣いてしまう様な会話かい?
だから彼は、茶店にもバーにも行かんのんだな、きっと。
と、生活感が全くない夏目に癒されるのは「彼が天使みたいな部分」なんかな?
しかも、モテまくり。 ウハウハやん。
でも、どうなんかな? 夏目の事が「好き」だとは思うが、付き合いたいとか、一緒に暮らしたいとか
そう言う願望じゃないように思える。 その雰囲気が「好き」なんじゃないの?
↑姪っ子の彼女が唯一夏目にとっての現実的な部分に思えたが。
彼女を車の中に残し、麻里子の家で花を生け、その上奇妙な話まで夫婦からされる。
結構な時間だと思うけれど、私は車に残してきた「さほ」の事が気になって気になって。
これ、アメリカだと逮捕されるパターン。(日本ですけどね)
そして、自分を落ち着かせるためにさほが横に乗ってるのに喫煙する夏目。
此処で天使脱落…。
麻里子も口を開けば「好きです」を連呼するけれど、何処か壊れた人なのか?
だから、御主人が彼女の事を見守っているのかな?
あくまでも、色んな夫婦の形も、色んな人もいるのだから、其処については何にも言わないけど。
今後は花を生けに行くのかな?
中学生の女子が花屋のお兄さんに恋するのはOKだと思う。 でも、夏目の何処が好きなのかは
分からんかったな。
「好き」だと言う感情を口にし、相手に伝える。
伝えたい人は伝えればいいし、胸の中に収めておきたい人はそのままでいいんじゃないの?
例え「ごめんなさい」と言われても、前に進めるちゅー感じなんだけれど、皆強いのね。
其処で折れて、立ち上がれなくなる人もいると思うよ。
え?私。 言うだけなら幾らでも「好き」って言えるよ。
でもね、どうにかなっちゃいそうな位(そんな事になった事はないが)好きな気持ちを胸に収めて
憎まれ口を言う、天邪鬼なお方が大好物ざんす。
だから、癒される作品にはなかなか出会わんのでゴワス。
ちゅーか、癒されたい程のストレスも、全く無いので…。 え?そう私は幸せ者 幸せなんか?
←このバナーより、どうか一つポチッとなが欲しいのです。 こんな記事でも
にほんブログ村