1990・米 ★★★★☆(4.1)
監督:ロブ・ライナー
出演:ジェームズ・カーン キャシー・ベイツ ローレン・バコール リチャード・ファーンズワース
猛吹雪の中事故に遭い狂信的な読者と共に閉じ込められた人気作家の恐怖を描く、
スティーブン・キングの原作を映画化したサイコ・スリラー。
製作・監督はロブ・ライナー、脚本はウィリアム・ゴールドマン、撮影はバリー・ソネンフェルド、
音楽はマーク・シャイマンが担当。
出演はジェームズ・カーン、キャシー・ベイツほか。(映画.comより抜粋)
「キャッスルロック」(ドラマ)2は、ミザリーを基に製作されているという事で、届いている
レンタルDVDは全部見たので、封も切らずに置いてあった本作を見た。
買う前に、何度か見ているのだが、記憶も曖昧だったので、なんか新鮮だったな。
大衆向けロマンス小説「ミザリー・シリーズ」の作者である流行作家のポール・シェルダン。
「ミザリー・シリーズ」最終作に続く新作を書き上げた後、自動車事故で重傷を負ってしまう…。
気が付くと、ベッドに寝たきり状態のポール。
実は、彼を助けたのは、ポールのナンバーワンのファンと称する中年女性アニー・ウィルクスだった。
看病といいつつポールを帰さず、拘束・監禁するアニーは、次第にその狂気の片鱗を
垣間見せ始める。
そんな時、ポールが書き上げたばかりの最新作の原稿を見たアニーは、内容が下品で
納得できないという理由で原稿を燃やす事を強要。
新作を灰にされたポールは彼女の狂気に気づき脱出を試みるのだったが…。
108分の作品ながらに、ドキドキハラハラ有り~の、最初は優しい人に助けてもらい
「ホッ」としたのも束の間、アンの豹変する状態に何とか対処するポールは、身動きできない状態。
↑アンが外出の間に部屋から出たり、帰宅する車の音に気付き、慌てて部屋に戻るも
汗だくだったり。 盗んだ薬がズボンから出ていたリ。
↑アンは凄く優しく、ポールの髭を剃ってやるけれど、何かの拍子で「喉カッ切られるのでは?」とか
思いながら、ドキドキしたり。 (はい、最低3度以上は見ている筈)
やっぱ、此処でしょうか? ハンマーで治りかけの両足首を叩き折るシーン。
左の方は、グキッ!ってなったのを見れるけれど、右側はポールの苦悶の表情。
まぁ、そうは言っても一等怖いのは…。
↑キャシー・ベイツ氏のこの顔。 若い時より今の方が断然好きですが、特典映像のインタヴューを
見ると、元々は舞台俳優で、あまり売れていない実力の有る俳優という事で彼女に決まったそう。
反対にポール役は、人気の俳優を使いたかったが、殆ど寝た切りの役を誰も受けてくれなかったそう。
ジェームズ・カーン氏も、何度となく「腑に落ちない」顔を見せたらしい。
けれども予想に反して、本作でキャシー様は主演女優賞でオスカー像を手にした。
そして誰もが知っている名作となったのは、言わずもがな。
保安官夫婦も、メッサ良い味出しているよね。
しかも、保安官後1歩だったのに…。
1990年の作品と知り、「え?」結構新しいのねって思った私。 30年前やん。 あちゃぁ~。
それでも、作品としては充分堪能できるし、ホラー作品としても良く出来ているよね。
お洒落して、ディナーを楽しむ2人。 何も知らずにウキウキ状態のアニー。
ワインに薬を入れて、脱出を試みるポール。
でもね…。 このシーンも、思わず「あぁ~」ってポールの代わりに声が出ちゃったよ。
何回も言いますが、久々に見たので、本当に細かい事をすっかり忘れちゃっていましたので。
悪魔とか、幽霊とかが大好きな私ですが、やっぱ生きてる人間が一番怖いと思えるホラーが
大好物だな。 だって実際そうでしょう~。 けけけ。
フランス等は、映画館も駄目だそうです。 まぁ、ゆっくり冬眠と思って、昔の作品を
見直すのも良い機会かもな。 でもね、本当はスクリーンが恋しいよ~~。 ぐすん。
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