２０１７・米 ★★★☆☆（3.8）
監督：クリストファー・ランドン
出演：ジェシカ・ロース イズラエル・ブルサード ルビー・モディーン チャールズ・エイトキン
マスクを被った謎の人物に殺される誕生日を何度もループする女子大生を描いたタイムリープホラー。
ヒロインをジェシカ・ロース、彼女に協力する男子学生をイズラエル・ブルサードが演じる。
ヒットメーカーのジェイソン・ブラムが製作を務め、クリストファー・ランドンがメガホンを取った。
（シネマトゥデイより抜粋）
＜TOHOフリーパス＞ １３本。
今日は、レディースデイなので、「パージ」と迷ったが、大好きだった龍さん原作の「ピアッシング」と
本作の２本。 どっちも、「何で見るねん」作品だと分かっているけれど、私ぐらいしか見ないだろうと
フリーパスだし行ってみたら、完売でした。（早い時間に行って良かった
あぶねぇ～）
女王様気取りの超高飛車ビッチな女子大生のツリー。
１８日の月曜日・ツリーの誕生日だが、今朝も見知らぬ男のベッドで目を覚ます。
急いで寮に帰って来ると、寮長からは嫌味を言われ、同室のロリからは、手作りのカップケーキを。
誕生日なんか祝いたくねぇ～わと蝋燭を吹き消すとゴミ箱へポイ。 これだから、ビッチって…。
とにかく忙しいツリーの１日。
不倫中の教授のお相手に、ストーカー男をかわしながら夜になってパーティに繰り出す。
が、会場に向かう道すがら、マスク姿の殺人鬼に刺し殺されてしまう…。
このマスク、大学の野球部のマスコットキャラ…。
しかし気がつくと、誕生日の朝に戻っており、再び見知らぬ男のベッドの中にいた…。
その後も同じ一日を何度も繰り返すツリーは、タイムループから抜け出すため、何度殺されても
殺人鬼に立ち向かうのだったが…。
R指定もない本作、もう「有り有り」な、スクリーム系のホラーかと思っていたのだが。
ホラー映画では、珍しい「ループ」系のコメディーホラー。
映画では珍しいけれど、私の見る様な海外ドラマには良くあるのよね。
毎朝、気弱でシャイなカーターの部屋で、殺されて悲鳴を上げて目覚めるのだが…。
ツリーの毎朝の変顔も結構楽しい。
キッチリメイクの時は、女子大生でもOKだけれど、↑メイクが崩れて目覚めるとおばさん丸出し。
こう言う処も、何だか笑える。 しかも、この手のパツ金ビッチ嬢は、ホラーではスグに殺されちゃう役。
そんな彼女が、何度も何度も殺されて、段々と弱って来たりするんだけど、身体とは反対に
心や気持ちは、綺麗になっていく…。 ←不思議だけどね。
それは、毎朝目覚めると「何時起こそうかな？って思ってた」って言うカーター君のお陰。
このカーター君が、結構イケてまんねん、でんがな。
明日はNetflix作品に出ている彼を見るもんね。
どうせ、誰も覚えていないからって、色々やっちゃうのも面白いけど、犯人は「誰？」も
ヤッパリ、一番気になるよね。
↑因みに彼女が着ているのは、カーター君のTシャツ。
彼はね、こんなへんてこりんなツリーの話をちゃんと聞いてくれるのん。
どうやったら、次の日が迎えられるのか？ 果たして犯人は誰なのか？
お気楽にガハハと笑いながら見れるので、若者たちには持って来いな作品。
何を思ったか、新作の予告が流れるので、場内が暗くなったら「怖い～」って言う様な
小さなお子様を連れてきているお方もいた。
いやいやいや、暗いのが「怖い」お年頃のお子ちゃまは、幾ら何でもスラッシャーホラーなんすから
あかんでしょ。 多分、暗くなってすぐに寝ちゃったと思うけど。
もうちょっと、作品にメリハリをつけて「怖さ」も感じさせてくれたら、★４つも夢ではない。
怖くないのがたまに瑕。
でもね、７月１２日からは本作の続編も見れるのヨ～～ン。
連続で見ても面白いだろうね。 凄く楽しみにしている。←見る気満々！
そんなこんなで、今日見た作品の本編が始まるまでの予告が「ホラー」特集の様になっていて
身もだえてしまった。 この夏、嬉しす。 ふふふふ。
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