2019・邦画 ★★☆☆☆(2.8)(但し条件付き)
監督:野口照夫
出演:坂口健太郎 吉田鋼太郎 佐久間由衣 山本舞香 財前直見 佐藤隆太
累計1,000万アクセスを超えたブログを、坂口健太郎と吉田鋼太郎の主演で映画化。
突然会社を辞めた父の本音を知ろうと正体を隠して「ファイナルファンタジーXIV」を共に
プレイする息子とその父の様子を描く。
監督は、実写パートとゲームパート共にドラマ版も担当した野口照夫と山本清史が務める。
佐久間由衣、山本舞香、佐藤隆太、財前直見らが共演した。(シネマトゥデイより抜粋)
<TOHOフリーパス> … 10本。
今日は2作見て来た。 もう1本は「MIB」 明日から雨が続く様なので、水・木は家にいる予定。
大阪はサミットもあるしな。
広告代理店に勤めるアキオは、仕事人間だった父・暁とはほとんど会話らしい会話もなく、
ずっとすれ違ったままだった。
ところが、昇進の話もあったのに父が突然会社を辞めて、一日中家にいて暇を持て余し始めた。
何も語ろうとしない父に母も妹も困惑するばかり。
そこでアキオは、父をオンラインゲーム『ファイナルファンタジーXIV』に誘い、本音を
聞き出そうと考える。
こうしてアキオからゲームソフトをプレゼントされた父は、戸惑いながらも自分のキャラクターに
「インディ・ジョーンズ」と名付けてゲームを始める。
一方、ゲームの中では「マイディー」という名でプレイしているアキオは、やがて正体を隠して
インディに近づくと、一緒に冒険をこなしていくことで、少しずつ2人の距離を縮めていくのだったが…。
<↑ドラマ版の光のお父さん>
ごめんなさい、ドラマ版がある事も、原作が、そんなに人気のブログだった事も全く知りませんでした。
大杉氏が、ドラマ版では光のお父さんだったのですね。 ちょっと気になりますが…。
アキラが幼い頃、唯一父親と一緒に遊んだ印象のある「ファイナルファンタジー」。
TVゲームの中でも、人気の高いRPGゲーム。
奇しくも、もう1作品超人気だった「ドラクエ」が映画化されるけれど。
仕事人間だった父親が、ある日突然仕事を辞めて、自宅で時間を持て余している。
それを見たアキラは、オンラインゲームでなら、素直に話せるのでは?と、父親に
プレイ機とゲームをプレゼントする。
そして、自分は自室で、キャラとして父親に声を掛ける。
段々と面白くなってきた父親は、自分のキャラになりきり、攻略本を買ってきて勉強したり
仲間達との絆を大事にしたり、アキラだとは気づいてないマイディーの相談に乗ったり
「光のお父さん」計画は、上手く進んでいくように思えたのだが…。
アキラが幼い頃の若い両親…、止まった画像だとちとキツイ。(爆)
余りにも父親とは会話が無くて、「何故に早期退社」したのかも、誰も聞かないし、聞けない雰囲気。
でもさぁ~、将来の事があるからね、嫁は幾ら何でも聞くでしょう。
このお母さんは、お父さんの言うままに。って感じのお方なんだね。
坂口様は、なんかイキイキ演じていて、素敵でしたわ。 こんなに良い子なのになぁ~。
お父さんの方が、どうも身構えてしまうのかな?
でも、お堅い感じのお父さんも、ゲームのキャラになったら、豹変する。
インディーのキャラ設定に組み込まれているのか、挨拶がべらぼうにおもろい。
実は私もRPGが大好きで、特に「ファイナルファンタジー」は、映像がメッサ綺麗でオキニなゲーム。
けれども、元来どん・くさこなので、1人でコツコツやるゲームが好き。
本作のオンラインゲームのファイナルファンタジーは、1度もやったことが御座いません。
だってね、フラフラと初心者で行っても、迷惑ばかりかけて「悪いし」、そうなると「焦るし」…って
ドツボに嵌りそうなので…。
本日の条件付きの所は、「ファイナルファンタジー」をやった事のある人、又は興味がある人でないと
本作は、全く楽しめません。
人気ブログで、実際の出来事だったのでしょうが、こうも上手くいくかな?ちゅー気もしますがね。
それもひっくるめて、余り高齢のお方には向かない作品やも。
<↑実はこのシーンは、何気に意味のあるシーンだったり…>
チャットとかも、そうだと思うけれど、顔が見えないと割と素直に本音が言えたりってあるのかも。
なので、こういうゲームで救われて、繋がる親子って言うのも、「良いなぁ~」って思える。
ご本人のブログも少し覗いて見たけれど、ゲームに招待したら「二人乗りのチョコボ」が
貰えたりしたらしい…。←父親よりも、そっちかい!って、突っ込んでしまったが。
<一撃確殺SS日記>
ウチは、ウチノ男前と私で競い合いながら、完クリを目指したあの頃が懐かしい。
「ファイナルファンタジー」も「ドラゴンクエスト」も買ってはみたものの、あの「コツコツ」と勝利を
積み重ねて、体力や魔法の力とかを上げる根気が今はない。
まぁ、時間が合ったら「映画」を見る毎日だからかな?って誤魔化しているけれど。
そう言う事もあって、ゲームの中の「あるある」にも頷けたし、頑張って嵌っているお父さんも
必死で応援した。
あの流れる様なオープニングの調べが流れてくると…。 たまにはやりたいって思ったり。
でも、1つメチャメチャ残念だったのは、「勝利のファンファーレ」が聞けなかった事。
雑魚を片付けている時は、イチイチ流れてくると「めんどくせー」って思うけれど、大物を倒した時の
あのファンファーレを聞くと、「よっしゃ次!」って思えるもんね。
お父さん、「ゲームばっかりして!」ってお母さんに叱られて、「ゲームは1日1時間」って
お子ちゃまみたいに制限されてたのには、笑った。
めっさ大事なボスとの対戦の途中で、コントローラーを取り上げられて…。
「あぁ~」ってため息つくお父さん。 可愛い。
息子のお迎えの時間なのに、ボスと対戦になり、後もう一寸でやっつけられる所まで来たけれど
もう、家を出ないとヤバイ!ってなって、半泣きになって考えて、「ポーズ(一時停止)」にして
点けたままお迎えに行った事を思い出す。 ははは。 なんちゅうおかんや!
そんな事やあんな事が、走馬灯の様に思いだされる。 私にとっても思い出のゲームだったな。
と、この様に思い出が一杯だったので、今日の得点は甘いですが、そんな日があってもいいやんか。
あかんか? ふふふ。
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