2018・米 ★★☆☆☆(2.8)
監督:イーライ・ロス
出演:ジャック・ブラック ケイト・ブランシェット オーウェン・ヴァカーロ カイル・マクラクラン
ジョン・ベレアーズの児童文学を原作にしたファンタジー。
少年と2人の魔法使いが、世界を救うために時計の謎に挑む。
監督はイーライ・ロス。
ジャック・ブラック、ケイト・ブランシェット、カイル・マクラクランらがそろう。(シネマトゥデイより抜粋)
本作は、近くでは字幕版が上映されなかったのでレンタルで見た。
1955年、ミシガン州のニューゼベディ。
両親を事故で亡くした10歳の少年ルイスは、会ったことのない伯父のジョナサンに引き取られる。
いたる所に時計が置かれた古い屋敷へとやって来る。
そこはいかにも怪しげな雰囲気だったが、なんとジョナサンは魔法使いだった。
ただし腕は二流のポンコツ…。
一方、隣人のツィマーマン夫人も魔法使いだったが、こちらは対照的に超一流。
2人は互いに悪態をつきながらも、ルイスを温かく迎えてくれた。
そんなジョナサンは屋敷の中で夜な夜な何かを捜し続けていた。
それは、世界を滅ぼす力を秘めた魔法の時計だった。
ルイスは世界の危機を救うため、ジョナサン、ツィマーマン夫人と力を合わせて時計の謎に
挑むのだったが…。
私、御用達の監督「イーライ・ロス」氏の作品だが。 (何で?って、様々なホラー作品を撮っている)
本作に限っては、児童書の映画化通り、まんま「お子ちゃま仕様」の作品で御座いました。
ルイスと同じお年頃の子供達が、楽しめて、ちょっと怖い作品で御座います。
ルイスを迎えに来た、ジョナサンが羽織っているのは、皆が「ガウン?」って聞くのだけれど
「キモノ」だよって、答えます。
この着物の柄が凄いの。 前から見たらそうでもないけど、派手なスカジャンの刺繍みたいなのが
背中一面に。(多分、龍だと思うけれど…。すげぇ~な、何処で買ったんやろ?)
両親を亡くしたルイスは、悲しくて両親の話が出ると、スグに大泣きしてしまうけれど。
彼の演技力は泣きのシーンやね。 思いっきり泣きますから…。 ははは。
↑ゴーグルでも分かるように、ちょっと変わった個性的な少年。
でもすぐに友達が出来たと思ったら、選挙の為の仲良し作戦だったり…。
変わった、虫好き少女とは仲良くなるんだけれどね。
まぁ、ルイスも運動はイマイチな感じ。
でも、自宅に帰るとジョナサンと隣のツィマーマンさんと3人で、まるで親子の様に色々な出来事に
遭遇する。
ジョナサンから、魔法を教えてもらう。 ルイスの特技は「辞書」を読む事で、読解力に優れている。
ジョナサンからは、何をしても良いけれど「1つだけ絶対守って欲しいルールがある」と。
それは、秘密の戸棚を絶対に開けてはならない。 でも、ルイスは友達の気を引く為に…。
お子ちゃまが見たら、怖いかもって言うシーンも、ちょっとはあるけれど。
ウンチネタとか、ゲロネタみたいな、やっぱお子ちゃまが喜びそうなモノが一杯。
ポンコツな魔法使いだけれども、ルイスと一緒に「関心」したのは↑このシーン。
ジョナサンが吹くサックスで、現れた宇宙の星々。 物凄く美しいシーンだった。
ツィマーマン夫人は、紫が兎に角お気に入りで、何もかも紫。 凄く優しくて良い人。
ジョナサンには、憎まれ口を言うけれど、「愛」があるのよね。
お話的にも、お子ちゃま向けだから、これで充分だとは思うけれど、「映画館で見なくて良かった」と
私的には、思いました。
だって、レンタルに特典映像がたんまりついていて、それが結構楽しかったんだもの。
やっぱ、何より「NGシーン」かな。
必ず皆、噛んだり台詞を間違ったりすると、踊っちゃうの。 楽しい撮影現場だね。
監督とルイス役のオーウェン君と一緒に悪戯したり。
この作品を機に、ティム・バートン監督みたいになったりしないでしょうね。
何時までも、私、御用達の監督でいて欲しい。
吹き替えでは見なかったけれど、本作ならお子様と一緒に吹き替えで見ても良いかも。
私はJBの声でないと嫌なので、無理っすけれど…。 へへへ。
其処まで長くないし、最後まで見ましたよん…、というお知らせまで。
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