2017・邦画 ★★☆☆☆(2.2)
監督:グー・スーヨン
出演:広瀬アリス 山口太幹 リリー・フランキー MEGUMI 飯島直子
広瀬アリスを主演に迎え、グ・スーヨンが監督を務めた人間ドラマ。
将来の夢も希望も持たない主人公が、口のきけない少年と出会い変化する姿を描く。
主人公の父親をリリー・フランキー、母親を飯島直子が演じる。
撮影は福岡県福津市の宮地嶽神社で行われた。(シネマトゥデイより抜粋)
今日も結局、映画館には行かずに。 明日から4連続で、見に行けるのか?自信がない…。
もう、夏は堪能したから、涼しくなって欲しい。 と、身勝手な事ばかり考える今日この頃。
本作も未体験ゾーンで躍起になっている時に上映で、見たかったけれど落とした作品。
レンタルで見た。
短大卒業後に就職した会社をすぐに辞めてしまい、今は父が宮司をしている神社で
巫女のバイトをしながら就活中の不良娘しわす。
神社でボヤ騒ぎや賽銭泥棒など不穏な事件が続いていたある日、境内に隠れていた5歳の少年、
健太を捕まえる。
しかし一切口を利かない健太をどうすることもできず、神社でしばらく預かることに。
世話役を押しつけられた上、健太のあまりの悪ガキぶりにすっかり手を焼くしわすだったが…。
記事を書いている途中で、「ちょっと休憩」と思って、ソファーで寝そべりながら、スマホで
ゲームしてたら、寝てた! ヤベッ! え?記事が遅くなるから? いえ、これで今夜も寝れんとよ。
本作の舞台は、福岡県福津市の宮地嶽神社。 こんな立派な神社で撮影したって。 すごかぁ~。
私自身は、神社仏閣にまるで興味がないモノだから、熊本に4年ほど住んでいたのに、知らない。
オープニングで、宮司やら巫女さん達全員が集まって…って所から、段々と引きの映像。
で、あの大しめ縄がバァ~~んと見えたら、神社の↑この映像。 もう、本当にびつくり。
先ず、言わせて貰う。 「こんな作品撮って、絶対バチ当たるけんね」
主役のしわすに、「広瀬アリス」氏。 断然妹の「広瀬すず」氏の方が役者としては、1枚上と
思っているし、美人だが、何処となく生真面目な印象を受ける様な気がして、避けていた。
それは私が単に思っていただけで、結構見た目と違うお方だというのも、トーク番組で知った。
そう言う事を知っての~、本作。 どれ程笑ったか。
兎に角、この健太役の「山口太幹」氏の風貌が抜群に良い。
一番最初に、暗い中境内に隠れている彼のUPになった時、「宇宙人か?」と思う程。
デコデコ星人。 メッサ広い額が、キューピーさんを超えて、宇宙人に思えた。
けれど、何を聞いても「話さない」彼は、もしかして実は「神様」なのかも…、とマジで思った。
巫女とは到底思えないほどの、粗野なしわすと口をきかない健太のバディ。
健太も5歳とは思えないほどの「悪戯」等とは言えない、犯罪を次々犯す。
けれども、そんな健太の面倒を見る様になり、何時しか子供の頃に母親に捨てられた自分と
重ね合わせ、健太が可愛く思えてくる…。
当然だが、人間の子供の健太には母親がいるが、シングルマザーで、健太が邪魔に思える時が。
しかし、虐待されても「ママが一番」の健太。 誰に殴られたの?と聞かれたら、しわすを指さす。
幼子に暴力を振るう巫女とレッテルをはられ、巫女のバイトもクビになりそう。
それでも、健太を「助けねば」と清く正しい巫女のしわすは…。
広瀬氏は、撮影前に1週間、この神社で巫女の修行や心構え等を勉強したそう。
だが、撮影が始まると監督から「習った事はすべて忘れてください」と言われたとか…。
境内でも、何処でもカップラーメンをすする巫女。 本当に怖いもん無しな態度。
で、決め台詞は「絶対バチ当たるけんね」。
広瀬様、本作のしわすをやって、演技の幅がババぁ~~んと広がったのでは?
タダ、映画館で見ればよかったと思うのは、DVDでは、声が小さくて、よく聞き取れない台詞多し。
急にデカイ音が出ると怖いので、そんなに大きくしなかったのだが、リリー様なんて、凄く良い事
言ってるのに、全然聞き取れなかった。
飄々としてピッタリな風貌なんですけどね。
それと、エピソードにもう少し捻りが欲しかったかな?
ちょっと、当たり前すぎたな。 でも、広瀬様の株はかなり上がっております。
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