2017・仏 ★★★☆☆(3.6)
監督:リュック・ベッソン
出演:デイン・デハーン カーラ・デルヴィーニュ クライヴ・オーウェン リアーナ
数々の名作を手掛けてきたリュック・ベッソンが監督と脚本を務め、人気SFコミックを実写化。
宇宙の平和を守るエージェントたちが、ある宇宙ステーションの裏でうごめく陰謀に立ち向かう。
デイン・デハーン、カーラ・デルヴィーニュ、クライヴ・オーウェンらが出演。
銀河を股にかける冒険とそれを具現化した映像に期待。(シネマトゥデイより抜粋)
今日から上映開始の大作5本の内、3本を見てきた。 ちょっと疲れた。
残りの2本は「W・チャーチル」と「ペンタゴン・ペーパーズ」安心して下さい、どちらも書くよ。
で、残りの2本は月曜日に見るつもり~。 ↑この2本の間に本作を見た。
西暦2740年。
宇宙連邦捜査官のヴァレリアンは、平和を守るべく銀河を飛び回りながらも、相棒のローレリーヌと
忙しい日々を送っていた。
ヴァレリアンには、壁一面が埋め尽くされるほどの「口説いた」女子がいるほどのチャラ男。
けれど、仕事はキッチリこなすし、相棒の面倒見も抜群。
やるときゃやる男と分っているのだが、ヴァレリアンに惚れた途端に捨てられる女子も数知れず。
とにかく忙しい彼らだが、ヴァレリアンの一番大事なミッションは、「ローレリーヌへのプロポーズ」。
仕事ができる事は分かっているが、何度言っても返事がもらえない。
そう、宇宙平和の為の救世主は、只今片思い中。
そんなある時、束の間の休憩をビーチのヴィジョンで楽しんでいたヴァレリアン。
目が覚めると、不思議なヴィジョンとメッセージが身体の中から聞こえてくる。
そんな束の間にも、スグにミッションの命令が…。 またもや宇宙平和の為に飛んでいく2人。
“千の惑星の都市”と呼ばれる超巨大宇宙ステーション“アルファ”で銀河を揺るがす
恐るべき陰謀に巻き込まれていく、ヴァレリアンとローレリーヌだったがのだが…。
本作は「フィフス・エレメント」にも関わったバンド・デシネの巨匠ジャン=クロード・メジエールの
伝説的グラフィック・ノベル『ヴァレリアンとローレリーヌ』シリーズの実写化作品。
ベッソン監督も子供の頃からファンだった様で、脚本も監督が書いている。
このグラフィック・ノベルをSWも参考にしたそうなので、出て来る宇宙人等が、何処となく
似ているのだが、それは仕方のない事。
けれども、何より本作は「色味」の美しさが堪らない。 真っ青な空に虹色の雲が浮かんでいたリ。
ポップな色で纏められた、乗り物だとか、人々の服装だとか。
原色も多様に使われているのだが、全くケバケバしくはなく、兎に角ポップで楽しい。
登場人物はそれ程、多くは無いのだが、何やら怪しいお店の店長様のイーサン・ホーク氏だったり。
変身上手なバブル役のリアーナ氏だったり。 見せ場はちゃんとある。
↑笑えるのはこの方達。 吹き替えは歌手の「THE ALFEE」だそうで、其処だけ吹き替え版で
見たかったな。(爆) 字幕版でも、何かと面白い方々、しかも、こう見えて「あきんど!」
ストーリーは、何気にスグに読めるのだが、自分でもどこがどう好きなのかイマイチ分からないけれど
凄く気になる「デイン・デハーン」氏だからね。 楽しく見れましてよ。
監督愛は、グイっと胸を掴むような部分は無かったけれど。
まぁ、お気楽にポップに楽しめる作品でゴワス。
でもさぁ~、幾ら、平日の夕方だからと言っても、上映初日で7人はないワァ~。
きっとその前の回は、若人で一杯だったのであろうと想像しておく。
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