2015・加・英 ★★★☆☆(3.4)
監督:アレクサンドル・アジャ
出演:ジェイミー・ドーナン サラ・ガドン エイデン・ロングワース オリヴァー・プラット
リズ・ジェンセンのベストセラー小説を映画化し、9年間で9度死にかけた少年の秘密を描くサスペンス。
原作の映画化を切に願っていた故アンソニー・ミンゲラ監督の息子マックス・ミンゲラが
プロデュースと脚本を務め、アレクサンドル・アジャがメガホンを取った。
謎めいた少年をカナダの新星エイデン・ロングワースが演じるほか、ジェイミー・ドーナン、
サラ・ガドン、アーロン・ポールらが脇を固める。(シネマトゥデイより抜粋)
余りの寒さに、今日2本、明日2本の予定をどちらも見たい方を1本ずつ選んで、劇場を
移動して2本見てきた。 なので、明日は家に籠る。 雪は降っていないが風が強いし冷たい。
普通に歩いているだけなのに、なんかお腹が痛くなる感じ。←なんでじゃ?
9歳の誕生日に両親とピクニックに出かけた少年ルイが崖から落ちて昏睡状態に陥る。
しかも死亡宣告されてから、遺体解剖に回された2時間後に息を吹き返した…。
子供の低体温状態は、死亡となかなか見分けがつかないらしい…。
息は吹き替えしたモノの、昏睡状態で「何時」目覚めるのかは、全く分からない。
事故なのか?事件なのか? 警察も、目覚めた彼に聞きたいのだが…。
ルイはこれまでにも、生死に関わる大事故を8度も経験していた。
ママのナタリーは「猫は9個の魂を持っていて、9個まではその身体を離れないのよ。あなたも
9回目の事故はないようにしてね」と、心配してくれる。
だがしかし、9回目の事故が起こってしまった…。
さらにルイの父ピーターは現場から行方不明となってしまい、その為にピーターは
指名手配されてしまう。
美しき母ナタリーのもとにも謎の警告文が届く。
そんな中、ルイを担当することになった著名な小児神経科医アラン・パスカルは、
この少年を巡る謎を解き明かすべく、自ら調査に乗り出すのだったが…。
全ての男を虜にしてしまう、美しく、可憐で、儚げなルイの母親ナタリー。
ルイの事を大層可愛がり、ルイの事を「エンジェル」と呼ぶ。
父親のピーターは、酒飲みの元ボクサー。 ナタリーとは口論が絶えないとルイは話す。
学校も好きじゃないし、友達もいないルイは「ヘンテコな奴」と呼ばれている。
事故や些細な怪我や、頻繁な病気もあって、ピーターはセラピーに行けという。
当然ながら、セラピーは医師と患者の2人きりの世界。
昏睡状態しか知らないパスカル先生は、話を直に聞いた事のある精神科医のペレーズ医師に
話を聞くのだが…。
パスカル先生もママの魅力にやられちまいます。 誰が見ても可愛くて、キュートで美しい。
魔性の女とは、又違う魅惑満載なナタリー。
一番気になる所は、何故9回も死にかけたか?ってところでしょう。
それに、海に落ちた本当の真相は?
パスカル先生は、髭面ですがイケてる面で、ナタリーとは美男美女って感じ。
「お金持ちのSM男子ですぜ(フィフティ・シェイズ・オブ・グレイのグレイ様)」
でも、一緒に居ると、本当にお似合いなんですよね。
(あかんよ~、指名手配と言っても夫のある身と、もう壊れかけと言えども妻のいる身の2人)
ペレーズ医師は、「シカゴ・メッド」でもERの精神科医役なので、凄く私的には自然に見れた。
この人の言葉の返し方が好きなんだよね。「オリヴァー・プラット」氏。 「シカゴ・メッド」はドラマ。
でも、本作で一番に気になるお方は、「アレクサンドル・アジャ」監督。
フレンチホラーをセンセーショナルに世に広めた方です。
前作の「ホーンズ」と良い、何かファンタジック路線に様変わりなんすか?
あれだけ、血まみれスプラッターホラーだったのに。
本作は、ファンタジックなサスペンスってところかな。
まぁ、スグに誰がどうなんだと言うのは、分かっちまいましたけどね。
それでも、ナタリーは可愛くて可憐。 で…。 後は見てのお楽しみ。
全く怖くないからねぇ~。 あれ?違う意味で怖いのか? 私は、寒さが怖い
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