2017・邦画 ★★☆☆☆(2.4)
監督:三木孝浩
出演:生田斗真 広瀬すず 竜星涼 森川葵 健太郎 比嘉愛未
『高校デビュー』『俺物語!!』などの原作者としても知られる漫画家・河原和音のコミックを実写映画化。
一見無愛想だが生徒思いな世界史の教師と、彼に生まれて初めての恋をする女子高生の
不器用な恋愛模様を描く。
生真面目な高校教師を生田斗真、弓道に夢中で恋に無縁だった女子高生を広瀬すずが演じ、
初共演を果たす。
三木孝浩がメガホンを取り、岡田麿里が脚本を担当する。(シネマトゥデイより抜粋)
はいはい、皆まで言うな。 了解してます。 文句言うのに何故見るの?ちゅー事ですね。
TOHOでちょっと潰しておきたくて、(ポイント稼ぎで)本日は2本見てきた。
弓道部に所属する高校2年生の響。
内気でまだ本当の恋を知らない彼女だったが、ボサボサ頭で愛想のない世界史教師・伊藤貢作に
いつしか恋心を抱くように。
そして根がまっすぐゆえに、伊藤への素直な気持ちをためらいなく伝える響。
しかし教師が生徒の想いに応えられるわけもなく、最初はつれない態度をとっていた伊藤。
それでも一途で不器用な響のアプローチが、次第に伊藤の心を動かしていくのだったが…。
はい!少女コミックス丸出しの王道の王道で御座いました。 予告を見ている時は「中坊」の恋心の
話だと思い込んでいましたが、オープニングで入学式のシーン。 校門の看板に「高校」とあって
ほんまにびつくり!
という事は「ナラタージュ」と同じ設定やん。 えぇ~、高校教師それも、「社会」の先生モテモテやん。
「ナラタージュ」との違いは、本作の主人公の響きが、「今日日、こんな子ホンマにおる?」と言う
純粋で不器用で、世間知らずなお子ちゃま。 恋愛に関しては小学生レベルやね。
それも親友の千草恵が担任教師が好きだと言い捲っている時には、「何故先生なんか好きになるの?」
って言ってたのに。
いざ、自分が伊藤先生が好きだと気付くと、即座に「好きになっても良いですか?」って聞きに行く。
ホンマに子供やん。
モチのロン、伊藤先生は「駄目だ」と言っていたのだけれど。
アホな子ほど可愛いとは、良く言ったもので何処か、伊藤先生もこの純粋さに惹かれていく。
原作とはかなり違う風になっている様だけれど、漫画チック部分はそのまま維持で突っ走る。
「ナラタージュ」との違いは、ホンマに純粋な愛だという事。伊藤も独身やし。
↑親友のこの2人が、なかなか良いのですが。浩介は美術の中島先生に猛アタックします。
漫画だからしょうがないかもですけれど、校内で「キス」するなよって、思うんですけど。
でも、広瀬すず氏以外がやったら、絶対にぽしゃっていた作品だったでしょうね。
この人は、本当に可憐だなぁ。 本作ではあまり笑顔は見れないのですけれど。
けれど、流石に監督ですね。 この題材で、最後まで持って行くって…。しかもですね!
私の両サイドの席のおぜう様達「号泣」ですわ。 えぇぇぇっぇ!何処で泣くん?
その涙は、なんなん?
大体、先生に恋する気持ちが私には理解出来ん。 号泣してらしたおぜう様達の学校には
白馬に跨る王子様の様な「先生」がいるのでしょうか? だから、響きの気持ちも分るのかな?
私が通った学校には、気持ちが「ヨロ」っとなる様な先生は1人もおりませんでした。
反対に…、いや、絶対にやっぱり考えられん。 想像するのも嫌や。
夢を潰す様で悪いですが、男子校に赴任する女教師がモテ捲りと言うのは理解できますが、
それを描くと「AV」の世界ですか?←すんまそ。
まぁ、私の言えることは先生も「人間だから」ちゅー事でしょうか?
本作で泣ける貴方様は、ピュア度が妖精並みに高い筈。 計ってみるかい?
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