トラップ 凍える死体(海ド) | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                  

2015・アイスランド

                 

監督:バルタザール・コルマウクル

出演:オラフル・ダッリ・オラフソン  リムル・クリスチャンスドウティル  

                      

                           

アイスランドを舞台にした本格ミステリー・シリーズ!
嵐に閉ざされた小さな港町に身元不明の惨殺死体が漂着する・・・

本作は、RUV(アイスランド)、BBC(イギリス)、 ZDF(ドイツ)、 France Televisions(フランス)、

SVT(スウェーデン)、DR(デンマーク)、YLE(フィンランド)というヨーロッパの大手放送局が

共同で手掛けたテレビシリーズ。

 

2015年12月27日からアイスランドで放送開始され、第1話は視聴率50%、占拠率90%という

驚異的数字を叩き出し、アイスランドのテレビ史上快挙ともいえるデビューを飾った。

 

アイスランドのみならず、世界中が注目している超話題作。

                          

                           

                               

ブタ

何となく借りて見た海外ドラマだったのだが、これがめさめさ私の「ツボ」で、全10話完結なのかな?

なんかまだ続きそうではあったけれど。 何処にもイケてる面が出て来ないのに「ツボ」だったって事は

ストーリーがかなり面白いという事だと思いません? と言う訳で、今日はこのドラマを記事に。

                                 

                           

セイジスフィヨルズルは、アイスランドの北東部にあるフィヨルドのもっとも奥にある町。


美しい景観を誇るこの小さな港町には、7年前に少女が不可解な火事によって亡くなったという

忌まわしい過去があった。

 

そんな港町にデンマークからのフェリーが大雪のため接岸する。

激しい嵐が通過し、町への主要道路が通行可能になるまでフェリーの出港は不可能だった。

 

さらに、港には、身元不明の男性の惨殺死体が漂着していた。

フェリーの乗客、住民、誰しもが犯人である疑いがある中、地元刑事が捜査を開始するのだったが。

                                         

    

                                                  

↑この方が本作の主役。 太っちょな警察署長アンドリ。 後々、話の流れで彼の過去も

分って来るのだが。

                

元は本部の敏腕刑事だったが、ある事件をきっかけにセイジスフィヨルズルに左遷になる。

現在は、義両親の住む家で、2人の娘と義両親と一緒に暮らしている。

              

義両親の娘であり、アンドリの娘達の母親であるアグネスとは離婚している。

 

どうやら、アグネスがボーイフレンドを連れて、実家を訪ねてくるらしい。

何の話もされていないが、娘達をレイキャビクに連れて行きたいと思っている。

                                   

                     

この小さな街の警察署に勤める3名の警察官。 前所長は、今は市長になっている。

 

女性はきめ細かい配慮が出来、真直ぐな性格。

男性の方は、何かと大事な事でポカをする。 PC関連に強い。

                               

                     

普段はこれと言った事件など全くないこの街で、不可解な殺人事件が立て続けに起こるのだった…。

                      

しかし、時悪し、嵐が近づき、本部からの協力も鑑識も、これない状況。

取り敢えず、漁船の網に絡まった、胴体だけの遺体を運送会社の冷凍庫に保管しておく。

                          

ところが何者かが、冷凍庫に保管してあった遺体の写真をツイッターに投稿される。

慌てて保管現場に行くと、遺体が消えていた。

                                    

                     

遺体は凍っていた為に、着岸したフェリーから投げ捨てられたものと推理したアンドリは

フェリーの客や乗務員をその場に足止めし、嵐の為に道路も封鎖する。

                       

フェリーの船長は何かと、アンドリの指示には従わず、何処かキナ臭い。

フェリーの乗客の調査を開始始めた時に、1台のバンが猛スピードで走りだす。

                   

後を追いかけると、雪の為に横転したバンがあり、運転手を捕まえる。

調べてみると逮捕歴のある男だと分かり、彼の犯行では?と言う推理するのだが。

                                      

                        

こんな小さな街なのに、何処がどう繋がっているのか、犯罪が続いてしまう。

応援も来ないのに、「手を付けづに現場維持しろ」と言う本部だが。

             

そんな事をしていたら、殺人事件は謎を呼ぶばかり。

しかし、たった3人では、とてもじゃないが手が回らない。

                        

                    

何とか助かっているのは、嵐の為に誰もこの街に入れないし、出る事も不可能であるという事。

フェリーの乗船者が犯人なら、逃げる事が出来ない状態。

                  

なのに、7年前に倉庫を放火して、彼女を殺してしまい、刑期を終えた彼女の恋人だった男も

フェリーに乗って帰って来ていた…。

                     

                    

この少女は、元妻の妹だった為に、噂を聞いた義父の様子も一段と険しい。

                                 

                      

被害者は誰なのかが、判明しない状態なのに巧妙に手の込んだ殺人事件が次々と勃発する。                        

元アンドリの上司で、本部の部長だけはアンドリの思う様に調査を進める様に言ってくれるのだが。

                     

住んでいる家には、元妻とボーイフレンド、娘を殺された義父、何処にもアンドリの休める場所もない。

                           

部長にしか報告していなかった事が、マスコミリークされてしまう…。

八方塞がりのアンドリはこの事件を解決する事が出来るのだろうか?

                           

                               

楽しい雰囲気は、まるでありません。 嵐は来るし、雪に閉ざされているこの街。

                      

自然は厳しいですが、目が離せない展開におののくばかり…。

そして、アンドリの心の葛藤に、優しい言葉を掛けてあげる事が出来ないもどかしさ。

                      

面白かったです。 斬新さとか、目新しい感じはないのですが、兎に角目が離せません。

そして、ちょっと寂し気な眼差しのアンドリが大好きになります。 この暑い時期に…。如何でしょ。

                    

                      

                         

                           

                          

 

 

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