2017・米 ★★★☆☆(3.5)
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーヴス コモン ローレンス・フィッシュバーン リッカルド・スカマルチョ
キアヌ・リーヴスふんする元殺し屋の壮絶な復讐劇を描き、銃撃戦とカンフーをミックスした
アクションが話題を呼んだ『ジョン・ウィック』の続編。
殺し屋稼業から身を引いて静かに生活していた主人公が、再びし烈な戦いに巻き込まれる。
メガホンを取るのは、前作に続きチャド・スタエルスキ。
イアン・マクシェーン、ジョン・レグイザモら前作キャストに加え、『マトリックス』シリーズでも
キアヌと共演したローレンス・フィッシュバーン、ラッパーのコモンらが新たに参加する。
(シネマトゥデイより抜粋)
昨日初日に一緒に見た作品。 前作の「ジョン・ウィック」はかなり好きでした。
続編をやるやらないに関係なく、結構何度も見ています。
ロシアン・マフィア相手に壮絶な復讐を成し遂げた伝説の殺し屋ジョン・ウィック。
無事に愛車を取り戻し、再び平穏な生活に戻ろうとしていた彼のもとに、今度はイタリアン・マフィアの
サンティーノから殺しの依頼が舞い込む。
一度は断るも、裏社会から足を洗うときにサンティーノと交わした血の契約を反故にはできず、
渋々これを引き受ける。
しかしその後ジョンの首には、彼の復讐を恐れたサンティーノによって700万ドル(約7億円)の賞金が。
こうして全世界の殺し屋に命を狙われてしまうジョンだったが…。
何処かで見たのだが、本作の設定が前作から5日後って! いやぁ~、そらないで。
あれだけの深い傷をおって、息絶え絶えに家に戻っているのに…。
見た目の傷も治っているしで、暫くでしょうな。 但し心の傷は(嫁を失って)治っていません。
でも、愛車は取り戻すのねん。
ボコボコのグチャグチャになったのに、修理を依頼するジョン。 それを請け負うのは、大好き
オーレリオ役のジョン・レグイザモ氏。 前回と同じくチョコット出演だけど、ジョンの味方感満載。
本作と言えば、この方。 ホテルのマネージャーのシャロン役のランス・レディック氏。
今回は、個人的にジョンの犬の面倒を見る。
本作のキアヌのアクションを銃撃戦とカンフーで「ガン・フー」って呼ぶそうですが、カンフーじゃなくて
ホボホボ柔道やん。 背負い投げ多し!
まぁ、でも鉛筆でも殺しちゃう伝説のお方ですから…。 本作でも魅せてくれます。
アクションの方は、銃も乱射なんだけど、早回しは使っていないのかな? 戦う部分も、キレキレでは
ないんだよね。 それは前作でも言える。 でも、引退して、何の訓練もしていないオッサンが
キレキレアクション見せる方が、おかしな話で、段々とコツを思いだす感じ。
ちょっと重い感じもしたけど。(重量級って感じ) でも、それも又本作の特徴として見ているんでOK。
新しいのは、自宅を吹き飛ばされたので、銃の調達の為に「銃のソムリエ」に会う。
何から何まで揃っていて、ジョンの希望に沿う商品を揃えてくれる。
もう一つは、スーツ屋さん。 これが、そんじょ其処らのスーツじゃない!
「貫通はしませんが、かなり痛いです」って…。 私はスーツ屋さんの方が好きだったけれど。
確かに作ったスーツで、かなり守られていたな。 ちょっと、007的な感じだね。自ら調達だけど。
そして、戦う相手が、今度は世界中って…。 ジャックの動体視力も半端ないんやろうね。
何処となく「アチャァ~」と言って、カンフーのお方が出てくる感じの鏡の部屋も有ったりで…。
↑この方との戦いは、手に汗握ります。 地下鉄のシーンは、緊張感がMAXでした。
そして、もう一つ。 殺し屋達に、ターゲットを知らせる、闇の仕事を請け負っている彼女達。
なんだろう、時代遅れの「電話交換手」のギャル達が働いている。
↑このシーンも、なんか秘密が見れた気がして、ワクワクした。
フィッシュバーン氏演じるキングに伝える役のおにーちゃんが、何気に良かったんだけど。
彼も殺し屋なんかな? 街の至る所に殺し屋がいるって…。
スゲー街やね。ふふふ。 ラストの噴水のシーンで、思わず「モブ」でも始まるんかいな的な
人々の動き。 細かい所が面白いし、前作に繋がっている人々も出てくるのが嬉しい。
本作が前作より得点が低いのは、アクションが足りないとかではなくって、ジョンの怒り具合が
前作よりも低い為かな。 今回の仕事は「渋々受けねばならなかったモノ」だし。
因みに、本作でジョンの唯一の癒しの相手の愛犬の名前は、ないです。←これもお気に入り。
多分本作も、お家で何度も見る事になると思うわん。
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