サクラダリセット 前後篇 | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

  

                                                                   

2017・邦画     ★☆☆☆☆(1.9)

                     

監督:深川栄洋

出演:野村周平  黒島結菜  平祐奈  健太郎  玉城ティナ  岡本玲

                   

                              

「いなくなれ、群青」などの河野裕の小説を2部作で実写化した青春ミステリー。

 

特殊な力を誇る者たちが暮らす咲良田市を舞台に、同市の命運を左右する事態に直面した

高校生たちの姿を追う。

 

メガホンを取るのは深川栄洋。

野村周平、黒島結菜、平祐奈らが出演。

 

後編にはフリーアナウンサーの八木亜希子と及川光博らが顔をそろえる。

 

各キャラクターが繰り出す多彩な特殊能力や、それらが生かされるスリリングで壮大な展開に

引き込まれる。(シネマトゥデイより抜粋)

                               

                                  

                                      

ブタ

本作も前後篇の2部作なんだけれど、一緒に記事にしちゃいます。

しかし、何故にこんなに短い上映なの? しかも、前篇は上映した劇場、後篇なしって有りですか?

                             

                                    

特殊な能力を持つ人々が半数を占める街、咲良田(さくらだ)。

 

高校生の浅井ケイには“記憶保持”という能力が備わっていて、彼とコンビを組む春埼美空は

世界を最大3日分巻き戻すことができる“リセット”の能力を持っていた。

 

美空がリセットをすると、彼女自身を含め全ての人間がその間の記憶を失うが、ただ一人

ケイだけはリセットされることなく記憶を保持し続けることができた。

 

そんなケイたちを含め、街の能力者たちは“管理局”という公的機関によって管理されていた。

 

ケイと美空は自分たちの能力を使って様々な問題を解決してきたが、一つだけどうしても

取り戻せない過去があった。

 

2年前、リセットの影響で同級生の相麻菫を死なせてしまったのだ。

そのため、咲良田にいる能力者たちの力で相麻菫を何としてでも甦らせねばと考え続けていた

ケイだったが…。

                                 

 

2年前にリセットの影響で死んだ同級生・相麻菫を取り戻すために街中の様々な能力を組み合わせ、

ついに相麻菫の再生に成功した浅井ケイと春埼美空。

 

しかしそれを境に、平穏だった咲良田のいたるところで“能力の暴発事件”が発生する。

 

そのため管理局の対策室室長・浦地正宗は街から能力を消滅させるべく“一掃計画”を

断行するのだったが…。

                                                 

                                       

超能力を持つ人間が大半を占める街。 タダ、その能力は「咲良田」を1歩でも出ると、失われてしまう。

言うなれば、街内でしか有効でない能力。

                      

だが、たった一人だけ街を外れても能力が持続する人間がいた。 「浅井ケイ」

 

ケイの能力は、全ての事を「記憶」する力。 なので、リセットされた後も、何故リセットされたか?等が

ケイにだけ刻み込まれている。

                                              

                          

それらの能力を管理し、問題を秘密裏に解決していた管理局には、「未来を知る能力」を持つ

魔女と呼ばれる人物を幽閉し、魔女からの予知情報で未然に防いでいた。

                           

ある日、ケイはその魔女と昔恋人だった佐々野氏から、彼女を救い出し、残りの人生を能力が

使えない所で過ごしたいと相談を受ける。

                        

リセットのせいで、同級生・相麻菫を失ったケイは、「菫」を再び甦らせる方法がある事を

佐々野氏から知ったケイは、魔女を奪還する計画をたてるのだったが。

                                  

                              

大半の人が、何らかの能力を持っている「咲良田」の街。 この能力が都合良く出来ているのがねぇ。

                        

本作は「ライト・ノベライズ」の映画化。 まぁ、ご都合主義でもそれが前提の街という事で納得して見る。

それでも、前篇はなかなか面白かった。 大石吾朗氏、加賀まりこ氏と重陳達がしっかりとした演技。

                          

彼らの能力を駆使し、(中には能力を奪う能力なんていうのもある)鉄壁の要塞と言われる、

管理局から魔女を救い出す。 救い出せるのか?

                  

                    

其の後、菫を蘇らせるのだが、菫は「第二の魔女」として、未来を知る事が出来ると言うのだが。

                      

後篇の方は、悲しい「咲良田」が出来るまでを知る事になる。

でも、それも実際には見せてくれずに、「こんなんかな?」って想像するしかない。

その辺が、勿体ないぐらいに「陳腐」。

                            

そういう事実を知っているにも拘わらず、能力を一掃しようと企む浦池対策室長。

それを知ったケイが取った行動とは…。

                               

                         

画像を見てお分かりだと思うけれど、出演者は殆どが若手俳優。

前篇はお二人の重鎮で、持ちこたえたけれど、後篇は「及川」氏のみ。

             

これは、幾らなんでもイタ過ぎる。 ちょっと狂気じみた「浦池」なんだが、及川氏は中途半端で

全く怖くない。 絶体絶命の場面もぼんやり見ていた。

                

浦池の役は、もっと魅せる演技の出来る方が良かったのでは?

ちゅーのも、1人だけなんでね。 その人が引っ張らないといけないのに。いやぁ~駄目だった。

                     

                

折角、前篇はなかなか面白いと思えたのに、後篇でぶっ潰していた。

ストーリー自体は、「能力」の部分に納得さえすれば、わりと面白いし、切なく悲しい部分もあるのにな。

                    

若手俳優の中で、私のオキニは「玉城ティナ」様。 彼女は可愛いなぁ。

本作のヒロイン的な、ケイの相棒の春埼美空役の「黒島結菜」氏も、楚々とした感じで良いな。

                                     

                        

アニメもある様なんですけど。 アニメの方が納得出来て、面白いかも…。

                 

                   

                        

                          

                          

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