追憶 | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                         

2017・邦画     ★★☆☆☆(2.2)

                

監督:降旗康男

出演:岡田准一  小栗旬  柄本佑  長澤まさみ  木村文乃  安藤サクラ  吉岡秀隆

                          

                                  

『駅 STATION』『鉄道員(ぽっぽや)』などの降旗康男監督と撮影の木村大作がタッグを組み

岡田准一が主演を務めたミステリードラマ。

 

主人公の刑事が殺害現場で遺体となった幼なじみと対面し、共通の旧友が容疑者として浮上、

事件の真相と3人の男の封印された過去が次第に明かされる。

 

主人公の旧友に小栗旬と柄本佑、ほかに長澤まさみ、木村文乃らが共演。

友人の死をめぐって現在と過去が交錯する展開と重厚なドラマが堪能できる。(シネマトゥデイより抜粋)

                         

                           

                                    

ブタ

この時期に、何気に重そうな「これぞ邦画ですねん!」って感じの作品。

岡田氏の作品とあんまり合わない私。 早目にやっつけておこうと…。

                                   

                                 

ある日、富山県の漁港で殺人事件が発生する。

 

被害者の川端悟は捜査に当たる四方篤刑事の幼なじみだった。

しかも、川端と事件の前日に会っていたという容疑者の田所啓太もまた幼なじみ。

 

25年前、それぞれに親に捨てられた3人は喫茶“ゆきわりそう”を営む涼子と常連客の光男の

世話になっていたのだった。

 

しかしある事件を機に散り散りとなり、以来決して会うこともなかった。

 

四方は田所の無実を確信しながらも、固く口を閉ざして真相を語ろうとしない彼に苛立ちを

募らせるのだったが…。

                                      

                          

私の中では、子供の頃のトラウマを抱え、大人になってから再会すると言うストーリーを聞くと

「永遠の仔」を思い出してしまう。 そんな期待も持ちながら本作を見たのだが。

                                 

本作は99分とコンパクトに纏め過ぎと言うか、なんか全てを端折り過ぎて、「上澄み」だけを

頂きましたと言う感じ。

                       

                              

不幸な生い立ちの3人の少年が、ある事件をきっかけに「2度と会わない、赤の他人になる」と

約束し、25年の年月が経つ。

                      

が、偶然ラーメン屋で川端悟と再会する四方篤。 東京でガラス屋に婿養子に入り、今回は

田所啓太に明日金を借りに行くと話す。 会わないと話していた筈の2人は何度も会っていた様だった。

                                       

翌日、刺殺事件が有り現場に行った刑事の篤は、其処に横たわる悟を見て愕然とする。

「金を借りに啓太と会う」と話していた悟。 様子に気づいた上司が話しかけたが、「二日酔い」でと

咄嗟に返事をする。

                                                

                          

啓太の仕業なのだろうか? 何度も金の無心をする悟との間に何かがあったのか?

悟の足取りが掴めぬままの捜査に協力せずに、篤は単独で啓太の元に行くのだが…。

                                        

                                  

何とも「昭和」を感じるストーリーなのだが、現代のお話。 此処で既に違和感アリアリ。

                  

しかも、子供だった彼らが「赤の他人」と決めてから25年が経つのに、安藤サクラ氏演じる涼子は

全く何も変わらない状態。 「老けメイク」が絶対に必要でしょう。

                                  

                           

↑この時にどんなに若く見て、20歳としても25年後は45歳だものね。 髪を短くしただけと言うのは

幾らなんでも無理でしょう。

                          

どうやら、彼女は逃げてきて、この喫茶店を1人でやっていると言う感じ。という事はもう少し上なのかも。

                         

そして、籠を持ってる「小栗様」クリソツな子役が、岡田様の子供時代って! えぇぇっぇ~やった。あせる

                              

                     

そういう、詳細がイマイチ分からない。 そしていきなり、25年後。

その25年間に何があったかも、全く分からない。 

                     

主人公の篤の夫婦関係も、何となく分かるって感じだが、想像でしか分からん。

                   

しかも、刑事の篤なのに、証拠らしきモノも持ち帰り、捜査協力もせず、1人勝手に啓太に会いに行く。

で、犯人が…って!  「はぁ~?」の世界です。

                         

                          

喫茶店から見える「綺麗な夕日」とか、「うねり狂う海」の映像とか、素晴らしい見どころも有りますが

骨組みの「ホン」がこれでは、あまりにも勿体ないのでは?と、思いましたが。

                   

本作に感動も涙も全く御座いませんでした。 タダ、本作にもリリィ氏が出演されていました。

最後まで精力的な仕事振りに思わず合掌。

                                      

                               

                                 

                                       

                                        

                                  

 

                           

                     

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