2015・韓国 ★★☆☆☆(2.8)
監督:ノ・ドク
出演:チョ・ジョンソク イ・ミスク イ・ハナ キム・デミョン
連続殺人事件の誤報をめぐり、スクープを報道した記者と世間の注目を浴びたい報道局、
真相を追う刑事の姿をブラックユーモアを交えて映すサスペンス。
一世一代のスクープのはずが誤報だと知り不安に陥る記者を中心に、何も知らずに
続報をせがむ上司や、記者を疑う刑事らが予測不能の物語を繰り広げる。
記者を、チョ・ジョンソクが演じる。
メガホンを取るのはノ・ドク。
人間くさい主人公をはじめ、それぞれに思惑のある個性的なキャラクターが見どころ。
(シネマトゥデイより抜粋)
今週は珍しく、殆ど見ていない。てか、4本。だけど1本は熟睡してしまったしで
少し前に見たけれど、これを書いてみよう。
公私ともに崖っぷちの熱血記者のホ・ムヒョクは、偶然にも世間を賑わす連続殺人事件に
関わる一世一代の特ダネをモノにし得意満面。
しかし、すぐにそれが大誤報だったことに気づくムヒョク。
一方、誤報と知らない報道局の人間からはさらなる続報を迫られ、事件を捜査する
刑事からは取材の詳細を厳しく追及されるハメに。
いよいよ追い詰められていくムヒョクだったが…。
本作の残念な所は、コメディタッチに作られているだな。
メッサブラックなラストが待っているのだが、此処がイマイチ「どっひゃぁ~!」とならない。
本作は、よくある刑事作品では無く、報道記者の主人公。←此処が上手い
7人もの連続殺人犯のスクープを掴んだムヒョクは、離婚を突きつけられ、仕事も
干されている状態を一気に挽回する。
ところがそのスクープは「ガセ」で、困り果てたムヒョクは、辞職を願い出るのだが…。
↑やり手な女性上司が、凄いよ!
誤報と知るまでは、調子に乗りに乗りまくるムヒョク。
マスコミ界に問題提起している節もあるし、当事者は誤報と分かっても、尚更に
加熱するスクープ合戦。
警察も後手後手で、何の役にも立たない。
それを見て聞く、一般人はそれらを鵜呑みにしてしまう。
と、スクープ記事のわらしべ長者の様なストーリーなんですが。
何故犯人が7人も殺害したか?という、殺害動機が分からず仕舞い。
もうちょっと、シリアスに描かれていたら、ラストのブラックが効いてくるのになぁ~。
成宮氏の引退ニュースを読んで、思わず本作を思い出してしまった。
深い意味はない。
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