2011・英 ★★★☆☆(3.5)
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ユアン・マクレガー エミリー・ブラント クリスティン・スコット・トーマス アムール・ワケド
アラブの大富豪からの「イエメンでサケを釣りたい」という無理難題に応えるために奔走する人たちを
コミカルに描いたドラマ。
主人公の不器用な水産学者をユアン・マクレガーが演じ、エミリー・ブラントとクリスティン・スコット・トーマスの
実力派キャストが脇を固める。
監督には『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム。
『スラムドッグ$ミリオネア』のサイモン・ボーフォイが脚本を手掛ける。
一見くだらないと思えることに大人が夢中になる姿に感動する。(シネマトゥデイより抜粋)
予告を見た時には「なんじゃそりゃ!」と思ったのだが、前売りを買っていたので見ないとね!っと
言う事で見た。
- イエメンで鮭釣りを (エクス・リブリス)/ポール トーディ
- 原作は当然の如く未読ですが、一風変わった小説らしい。
- 内容は、メール、手紙、日記や新聞記事、あるいは議会議事録等によって構成される。
- それらによって語り手が自在にバトンタッチされて、物語が様々な視点から書かれている作品だそう。
- 確かに、映画の中でも大臣との会話等は電話ではなく「メール」だったりで、アニメチックな感じが
- 面白かったりした。
- 英国・水産学者ジョーンズ博士(マクレガー)…魚釣りが大好き。妻の方が出世街道を歩いている。
- 投資コンサルタント・ハリエット(ブラント)…ジョーンズ博士とシャイフ氏の仲介役。
- イエメン・シャイフ氏(ワケド)…砂漠の国イエメンに川をつくって鮭釣りが出来る様にして欲しいと
- いう依頼主。 大富豪。
- 初めは鼻で笑って、「絶対に無理」と答えていたジョーンズだが、英国外務省が中東との
- 緊張緩和の為に支援を申し出る。
- それは、首相まで巻き込んで…。
- この間日本でも選挙が終わったばっかりだが、↑このお方外務省のお偉いさんなのだが
- めっさ、真紀子氏に似ている気がして、一人で笑っていた。
- こういう役どころも、なかなか良いねぇ~。 しっとりしたモノも勿論良いけれども。
- それとなんと言っても、大富豪のシャイフ氏役のアムール・ワケド氏が物凄く良かった。
- ジョーンズもシャイフ氏と初めて会った時の感想を言っているのだが、「心が和む話し方」なんだよね。
- 人の痛みも分かっているし、信心深く、本当に良い人なのよ~。
- でも、妻は一杯いるんだって…
- 何故、シャイフ氏が砂漠に鮭釣りが出来る川を…等と、言い出したのか?
- 単なる、お金持ちのお戯れではない。
- 何故、シャイフ氏も釣りが好きなのか?
- 見終わると、何とも言えない良い気分になれる作品なのです。
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