2012・仏 ★★☆☆☆(2.9)
監督:ピエール・ジョリヴェ
出演:ロシュディ・ゼム レイラ・ベクティ マルク・ラヴォワーヌ ニコラ・ブリデ ニコラ・マリエ
『最後の戦い』『サブウェイ』の脚本を手掛けたピエール・ジョリヴェ監督によるノワール・サスペンス。
武器密輸や麻薬取引など暗い欲望が渦巻く裏社会を舞台に、それぞれが正義や責務のためではなく、
自らの歩むべき道を選択する姿を描き出す。
主演は、『デイズ・オブ・グローリー』のロシュディ・ゼム。
共演には『ジョルダーニ家の人々』などで注目され、セザール賞受賞経歴を持つレイラ・ベクティや、
歌手としても活躍するマルク・ラヴォワーヌらがそろう。(シネマトゥデイより抜粋)
同じ時間位から始まるレイトショーの中から、本作を選んだのに…。
う~~ん、なんだかねぇ~な作品で御座いました。
韓国の警察は、お間抜けな後手後手捜査が良く描かれるけれども、おフランスの警察は
賄賂を受け取り私腹を肥やす刑事が多い感じがするんだけれど。
マルセイユで武器密輸の取締に当たる捜査班のリーダー、ルーカス・スカリ警視。
追い詰めた武器密輸業者が麻薬も扱っていた事実が判明、スカリは捜査の網をパリへと広げる事に。
一方パリでは、ジュリアン・バス率いる麻薬捜査班が捜査の傍らで、押収金品の不正流用に
手を染めていた。
そしてその班に配属された女性捜査官マヤは、スカリ警視の実の娘でもあったのだが…。
捜査班のリーダーのわりには、一人で捜査にあたったりするルーカス。
部下達からは自分達だけ働かせて…、等と愚痴られるほど。
勿論、パリに娘が刑事で働いている等とは誰も知らない。
娘と言えども、別れた妻が育てた娘なので、娘の方も父親の事を煙たく思うばかり。
その娘は、上司に気に入られて、不正流用の仕方や分け前を蓄え、図太く生き抜いてきた。
依存型の母親の面倒を今は見る側である。
そんな時、父親からパリに仕事で行くと連絡が入るのだが…。
おフランスにも有るのだろうか? 「スペシャルドラマ」位の出来ですなぁ~。
娘役のレイラ・べクティ氏は、エスニックな雰囲気が良かったけれど。
カッチョ良い刑事もおらず…、残念!!!!
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