2010・ノルウェー・仏・スウェーデン・ポーランド ★★★★☆(4.8)
監督:マリウス・ホルスト
出演:ステラン・スカルスガルド クリストッフェル・ヨーネル ベンヤミン・ヘールスター トロン・ニルセン
世界有数の福祉国家として知られるノルウェーに存在する監獄島、バストイ島で20世紀初頭に
起きたとされる暴動を映画化した実録サスペンス。
絶海の孤島に送られた非行少年たちを更生させる施設を舞台に、そこに収容された少年たちの
過酷な生活と彼らが起こした壮絶な反乱劇を描く。
ノルウェーの俊英マリウス・ホルスト監督が、抑圧された少年たちの心情をリアルに活写。
島を支配する院長を、北欧きっての名優ステラン・スカルスガルドが怪演する。(シネマトゥデイより抜粋)
今日4本見て来た内で、一等面白かった作品。 久々に映画らしい映画を見たと言う感じ。
離れ小島にある少年院での出来事を描く作品。
其処に、今日もまた2人の少年が船に乗せられて送られてくる。
ストーリーは其処から始まる。 其処では過去の出来事は一切口にしない。
名前ではなく、寮のアルファベットと番号の組み合わせが少年達の呼び名となる。
本日到着したのは、青白い少年C-5と少々年齢が上に見てとれるC-19である。
C-19は「刑務所」では無く此処に来た事を喜べと院長先生に言われる。
C-19は虎視眈々と脱走する事を考えている。
その事を知った、卒業間近のC寮の寮長でもあるC-1が何かとC-19の世話をするのだが…。
ストーリーや院内で起こる騒動等は、他のこう言う少年院や孤児院の作品にも有りがちな内容なのだが
彼らが起こす壮絶な反乱がなかなか見応えがあった。
最近、オキニの「アレキサンダー様」の実父「ステラン」氏が院長役で出演している。
この手の院長にしては、其処まで「酷い」とは思わなかったのだが、まま、嫌な奴ではある。
少年達なのだが、どうしようもない悪さをして此処に送られて来ているのだろうが、「どうして?」の
部分が分かるのは、ホンノ少しだけなので、C-19がどれ程の悪い奴なのかもよくは分からない。
満点では無いのは、ラストシーンが私の予想とは違った為。
出来れば、作家になって欲しかったんだけどな。←見た方だけが分かるのよ~~ン。
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