2011・韓国 ★★★☆☆(3.7)
監督:イ・ヒョンスン
出演:ソン・ガンホ シン・セギョン チョン・ジョンミョン イ・ジョンヒョク キム・ミンジュン ユン・ヨンジョン
韓国映画界を代表する監督の一人、イ・ヒョンスンが、『イルマーレ』からおよそ11年ぶりの長編として放つ
サスペンス・ドラマ。
新たな人生を歩もうとする裏社会の住人だった男が、自分の命を狙おうとするヒットマンの少女ときずなを
はぐくんでしまう姿を見つめていく。
実力派ソン・ガンホとテレビドラマ「明日に向かってハイキック」でブレイクしたシン・セギョンが、
悲しい運命に翻弄される男女を熱演。
切なくも熱い物語に加え、独自の映像技術が高く評価されているイ・ヒョンスン監督ならではのビジュアルも魅力。
(シネマトゥデイより抜粋)
普段だったら、見るか見ないか迷う所なのだが、前売りを購入していたので見る事にした。
何時も通り、ガンホ氏が出演するという事しか知らずに観た作品。
予告も1度位しか見ていないと思う。
ストーリーに関しては、目新しい所も全く無いし、特にラストは何とかしてくれ~~、とチョッと思ったが、
兎に角、韓国作品ではあまり見ない美しい作品であった。
これはもしかしたら「デイジー」の「アンドリュー・ラウ監督」なのかしらん?と思ったのだが、
何と大好きな「イルマーレ」の監督の「イ・ヒョンスン監督」であった。
ガンホ氏が、抑え気味では有るのだが、コミカルな役どころ。
マフィアのボスの跡目を継ぐと言う地位を捨てて、料理教室に通うドゥホン。
そのドゥホンの調査を依頼される、射撃で元オリンピック候補にもなったセビンは殺し屋の顔を持つ。
ドゥホンの様子を見る為に、一緒の料理教室に通い、ドゥホンが料理の腕を見染め、一緒に店をもたないかと
誘うのだが…。
機械モノに疎いドゥホンは、セビンに新しく買った携帯の使い方等を伝授して貰うのだが…。
その時に、お互いのメアドとかを赤外線では無く(スマホは赤外線は出来ないよね)2つの携帯を
ぶつけて、互いのメアドや番号を入れるやり方をしていたけれど、日本でもそう言うのがあるの?
あれって、便利じゃん!(私は未だ普通の携帯を使用しておりますので…)
ストーリーは、かなりつまらないのだが、映像の色味だとか、風景の美しさが堪らなく良い作品だった。
ガンホ氏も何時もの「東洋人(モンゴル系)」丸出しの雰囲気では無くて、素敵にスーツも着こなす
流石、ムービースターと言う所も見せて貰える。
此処も変えて欲しいなぁ~と思うのは、殺し屋のオバサンを渋いオジサンがやれば良かったのに。
あのオバサンが出てくる度に「香港映画」になっちゃう気がして…。
其れと何と言っても、ラストをもうちょっと考えて欲しかったなぁ~。
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