2009・米 ★★★☆☆(3.5)
監督・出演:ローラ・ガバート ジャスティン・シャイン
ニューヨークの五番街に住む家族が、ゴミを出さず電気も使わない究極のエコロジー生活に挑戦する姿を追った
ドキュメンタリー映画。
作品は、2009年のサンダンス映画祭で注目を集めたほか、世界中のニュースメディアなどを席巻。
便利でぜいたくな生活にどっぷりとつかっていた家族が、矛盾を感じたりぶつかり合ったりしながらも
エコ生活に順応していく様子をカメラが赤裸々に映し出す。
一組の勇気ある家族が、小さな行動の大切さと本当の幸せを教えてくれる。(シネマトゥデイより抜粋)
自給自足の生活をする等と言う、活動家は多いと思うが、ニューヨークの大都市の中で、究極のエコ生活を
繰り広げる夫婦+幼児の一家の暮らしを見せるドキュメンタリー作品。
このエコ生活を考え出したのは夫の案。
一挙に何もかも失くす生活では、続かないと考えた夫は段階を踏まえて少しずつ生活に慣れさせ、最後には
電気も使用しない生活に入り、1年間続けてみると言う取り組みにチャレンジする。
自分から言いだした夫は、主夫兼作家で、ホボ自宅にいる。
カフェイン中毒で、TV中毒、買い物中毒であった妻(雑誌のライター)には、かなり試練の1年。
外出の際には、自転車か徒歩、妻は通勤にキックボードを使用していた。
エレベーターは使わず、階段を使用。
TVもスグに廃棄処分してしまい、洗剤等も自分で作る。
一番大事な食材に関しては、遠方から来るモノは一切買わずに、青空市場で旬の食材を買う。
まぁ、夫の次回作のネタの為に試されたこのエコ生活。
本作を見て、是が非でも私も何かをしなくちゃ!とは思えないのが、ちょっとね。
ちゅーか、私自身、人に話すとビビられる様な生活をしているので…。
TVは1ヶ月の間に30分観るかどうか?
冬の暖房器具は、全く使用していない。
年中を通して水で食器は手洗い。
しかも、トイレ・風呂・洗面所とキッチン以外の電気は殆どつけない…。etc。
それでも、待機電力やらPCやらで電気代って結構かかる。
夏場のガス代は誇れるものが有るけれどね
(その代わり、夏場のエアコンだけは我慢出来ないものね)
まぁ、勿論この夫婦の行ったエコ生活に賛否両論だったけれども、1週間だけでもそう言う生活を
やってみようとトライする「若い人達」が出てきた所に、拍手を送りたかった。
1人や1家族では、ホンの小さなエコだけれども、その1人が少しずつ増えてきたら…。
その時、世界規模のエコ生活が出来るのやも。
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