2009・加 ★★★☆☆(3.1)
監督:ミシェル・オゼ ピーター・レイモント
出演:グレン・グールド
50歳の若さでこの世を去った天才ピアニスト、グレン・グールドの人間的本質に迫るドキュメンタリー。
音楽家として彼が成し遂げた偉大な功績を再確認すると同時に、彼を愛した女性や友人たちの証言も交えてグレンという人物を追う。
カナダでドキュメンタリーの製作に携わってきたベテラン、ピーター・レイモントとミシェル・オゼが共同監督を担当。
今回、初めて取材に応じた関係者たちが語る偉人の隠されたもう一つの顔に魅了される。
グレン・グールドの事は全く知らなかった。 タダ、ポスターの彼に惹かれて観たと言う訳。
と、私だけが言っている訳ではなく、「彼の容姿の美しさ」もかなり取り沙汰された様だ。
<まるで俳優にしても良い様な、お方で御座いました。 (但し若い時だけ…)>
そのグレン・グールドのドキュメンタリー作品。
3歳から10歳位まで、母親にピアノを教わり、母親は歌いながら弾く事を教えた為に、生涯歌いながら
彼はピアノを弾く事になる。
確かにピアノの天才では有るのだが、皆様が良く分かる様に例えると「のだめ」風な天才。
ピアノと言うのは、楽譜をどれだけ忠実に弾くか!と言う事に尽きるのであるが、彼の場合はそれを
通り越して、自分の解釈風に弾く。
その解釈で弾いても、超有名指揮者達も彼を認めたと言うのは、やはり天才だからであろう。
その上、この美貌と少々風変りな所等で、謎多き孤独のピアニストと言われたらしい。
突如として、コンサートはやらないと宣言したりで、そのカリスマ性は益々深まるばかり。
と、其処までは良かったのだが、実際はごく普通の男性だと言うエピソードがワンサカで…。
あらあらあら…、と言う感じで御座いました。
私的には、彼の素の部分よりかは、もっと謎の人部分が多い方が良かったんだけどな。
周りの人達の話し等が多くて、もっとピアノも聞きたかったのになぁ~。
ピアノを弾きに行く時には、必ず椅子とタオルを持参したそうです。
手をとても大事にしたのは分かりますが、真夏にもコートに手袋・帽子姿がお気に入りだったらしい。
椅子の足はとても短くて、物凄く低い姿勢でピアノを弾くのも特徴的で、勿論歌いながら、時には空いている
手で指揮者の様に振りながらと、変わったピアニストなのですが。
興味の湧いた貴方様は、どうぞご覧になってみては?
http://www.uplink.co.jp/gould/ ←オフィシャルサイトで御座います。(予告が見れます)
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