容疑者Ⅹの献身  再度チャレンジ! ちゃんと見ましたけれどもね…。 | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。


                   

2008・邦画     ★★★☆☆(3.7)

                    

監督:西谷弘

出演:福山雅治  柴咲コウ  北村一輝  松雪泰子  堤真一  ダンカン  長塚圭史  渡辺いっけい

                 

                 

ある日、貝塚北警察署管轄内で男性の死体が発見される。

顔は潰され、指を焼かれたその死体の死因はコード状の紐での絞殺。

 

貝塚北警察署の女性刑事・内海薫(柴咲)は、捜査には本庁も出動し合同捜査となった為に、元同署の

先輩刑事・草薙俊平(北村)と共に捜査に乗り出す。


当初は、歯や指紋が潰されている為に、身元判明に手こずると考えられていたのだが、ほどなく身元は判明した。

死体の身元は富樫慎二(長塚)と判明し、富樫の別れた妻・花岡靖子(松雪)へ聞き込みに向かう。

                           

靖子のアリバイを調べる内海は、靖子の隣人が帝都大出身者であることを知る。

これまで幾度となく内海たちに協力し、事件を解決してきた“ガリレオ”こと天才物理学者の湯川学(福山)と

同じ帝都大出身者、ただそれだけなのだが…。



                       

その隣人の名は、石神哲哉(堤)。

今は高校で数学教師をしている石神だが、湯川に言わせると「僕の知る限り、本物の天才」と評する男であった。

                  

内海から事件の相談を受けた湯川は、天才的頭脳の持ち主故に、かつて唯一理解し合うことが出来た”親友”が

事件のウラにいるのではないかと推理するのだったのだが…。

                             
だが、今回の事件には「全く興味が無い」と言う湯川に、草薙は「その元妻が美人でね」と話すと…。

其れを聞いた湯川は踵を返し、こう言うのだった。 「其れは実に興味深い…」


              

独自に捜査を開始する湯川は、内海と共に遺体が放置してあった場所を訪れ検証をしなおす。

                  

そして、湯川は直接石神の部屋を訪れて、酒を酌み交わし色々な話をするのだが…。



                     

何せ、犯人に限りなく近い花岡靖子には、完璧なアリバイがある為に、内海達とて簡単には手を出せない。



                  

「この世の中に、科学で証明出来ぬモノなど無い!」と常に豪語している湯川だったが…。

この事件を証明し、解き明かす事が出来るのであろうか…?

                     

               

               

               

《***》

さて…、事もあろうか、とっても大事なシーンがてんこ盛りら辺で、居眠りをぶっこいた為に目覚めたら

周りの皆様、ハンカチを持って泣いていらっしゃるのは「何故どすか?」と言う状態で帰宅した為に

そのまま、知らん顔で記事にする事は、心も顔も美しい私には到底出来ないので、水曜日に再度鑑賞する事に。

                  

確かに、かなり大事なシーンが結構抜けておりましたわ…叫び

あぁ、見直して良かった~!とホッと致しましたが、やはり私はこの作品では泣けませんでした。(鬼とお呼び!)

               

TVの連ドラの方も、最初の何話かはしっかりと見たのですが、あの何でもかんでも数式を書き出すガリレオさんに

辟易して、3話か4話目でリタイア致した次第です。

映画の上映直前に放送された、2時間スペシャルも結局見ませんでした。

              

なので、ドラマの登場人物や雰囲気等は把握して劇場版に望んだと言う感じです。

原作の同名小説は、未読であります! 東野圭吾氏の本は、1冊も読んだ事が有りませんが…。



                    

こう言うサスペンスモノのオチが分かった状態で(此処はしっかり起きていました)、再見すると面白味的にも

半減してしまうのだが、ところがどっこい思ったよりもしっかりと出来たストーリーだったので、かなり面白かった。

                         

インタヴュー等で、あんなイケテル面を持つ福山氏だが、かなりのアニマルな野郎だと知ってから、返って

私の中では、好きなお方ではあるが、こう言う頭脳明晰な学者先生が似合っているか?と聞かれると…。叫び

でも、今回のエピソードの中にもある様に、全く興味の無い事件でも「その人、美人なんだよな!」なんて

言われると、フト足を止めて興味を示す。

              

その辺が、科学一辺倒の男でも無いって感じなんですけれどもね。

もっと、もっと変人だと面白いんだけどね~。  

まぁ、その辺はドラマの人物像もそのまま、映画になので、私が今更言った所でだよね。

                 

                    

他の一連の、フジTVドマラの映画化(反対の場合も有るが)と比べると、別に其れまでのドラマの人気キャラを

使用しなくても、充分にストーリーだけで楽しめる作品ではあるのだが…。

              

一等最初の内海とのやり取りで、「世の中に科学で証明出来ないものなどない」と言うガリレオ先生でも…と

言う所をもっと強調する為にも、其れまでの事件解決をした事例みたいな物をもっと見せるべきだったのでは?

「そんなぁ~、時間が長すぎますぜ~~!」と言うなれば、あの「なんじゃこれ?」の雪山シーンを何とかすれば!

 

すると、ガリレオ先生も今回の事件で、グッと人間のハートを持つ人寄りになったのでは?

(だから、変人部分も強調する方が面白いだろうし!)

 

頭でっかちな、ガリレオ先生と勘だけで行動してしまう内海との凸凹コンビも、もっと魅力的になるだろうしね。

                       

それにしても、キャスティングがなかなか良かったなぁ~。

何気に信用して良いのか?読み取りにくい男にダンカン氏等は、本当に騙されちゃったよ!

                     

                     

そして、ガリレオ先生が唯一認める、本当の天才・石神氏を演じた堤氏は、何気に今年だけでも2作品で

登山してしるし!  役者も、大変ですよね~。

(ちなみに、あの吹雪はマヂの吹雪だったそうです)                   

               

まぁ、ノーベル賞を日本人が3人も受賞すると言う快挙が、作品上映時期と重なり、嬉しい偶然だったのでは?

                

ストーリーがしっかりしている為に、オチャラケたカメオ出演ワンサカなんて事も無く、良く纏まってはいたものの

取り立てて、劇場で見なくてもOKな内容なのは、折角の映画化なのにネと、思ったりして…。

             

幾ら、観客動員や興行成績が良くても、2匹目のどぜうはやめておいた方が良いのでは?(どうかは知らんが)                      

 


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