2005・米 ★★☆☆☆(2.8)
監督:クラーク・ジョンソン
出演:マイケル・ダグラス キーファー・サザーランド エヴァ・ロンゴリア キム・ベイシンガー
シークレット・サービスが大統領警護の任務にあたるようになって141年間、シークレット・サービスからは
決して裏切り者が出なかった…。 が、しかし…。
内部の何者かが大統領暗殺計画に関与していると言う情報がもたらされる。
事実を重く見た上層部は、トップ調査員のデヴィッド(サザーランド)を責任者に任命し内部調査に入った。
裏切り者のあぶり出しは急ピッチで進められるが、思う様に捜査が進まない。
そんな矢先に大統領専用ヘリコプターが撃墜されると言うショッキングな事件が起こる。
幸いにも、ヘリに搭乗する予定の大統領夫人のサラ(ベイシンガー)は搭乗しなかった為最悪の事態は免れた。
が、それと共に暗殺者説は明白になり、内通者の捜査はシークレット・サービスが全力を挙げて取り組むべき
急務となる。
ところが、意外な人物の名が第一容疑者として浮上してきた。
それは、レーガン大統領を暗殺者の銃弾から救った伝説のエージェントでもあり、デヴィッドの恩師でも有る
ピート・ギャリソン(ダグラス)であった。
ピートの自宅に向かうデヴィッド。 しかし、そう簡単に身柄を拘束されるピートではなかった。
自分の身の潔白をどうしても晴らす為に戦いを開始する。
ピートをドンドンと追い詰めて行くデヴィッド。
実はデヴィッドには、ピートに対する別の疑いも持ち続けていた…。
旧知の仲だった2人に一体何があったのであろうか?
真の大統領暗殺者とは一体誰なのか? そして、許されざる内通者とは本当に存在するのであろうか?
《***》
大好きな女優、キム・ベイシンガーが出演している為にどうしても劇場で観たかったのに見逃した。
いや、見逃して大正解だったかも…。
予告では、「24」を意識した画面を分割した作りとかも有ったのだが…。
本当に予告だけを観ておけば良かったと思うストーリーであった。
お目当てのキムも、あんまり綺麗でも無く、大統領夫人なのに信じられな~~い行動を取っちゃたりする。
デヴィッドの相棒になる新人捜査官のジル(ロンゴリア)は、デキル捜査員なのだろうか?
結構高いヒールを履いての捜査は大変では無いのかしらねぇ~?
キーファは、やっぱりなかなかTVの世界から映画の世界に返り咲きは難しい感じ。
「24」がヒットしすぎたね。 ヒットしすぎた為に余計に映画の世界に戻りにくくなっている気がする。
元々は映画俳優としてデヴューしたキーファだが、鳴かず飛ばずでTV俳優落ちしてから「24」で大ヒットし
一躍有名人となった。
こうなると、B級作品ではキーファの知名度で作品を作りたいと考えるが、A級や大作には余程の事が
なければお声が掛からない。 B級でも、客寄せパンダ程度の扱いだと思う。
しかし、それを我慢強くやっていかないと映画界にはなかなか復帰できないんだよね。
しかも、まだ「24」は続いているし…。 どんな風になって行くのだろうね。
それに対抗するマイケル・ダグラス。 本当に面白い作品にお目に掛かれない。
何故だか、やたらに作品の制作に名を連ねているし。 すんごく思い白いものなら理解も出来るが…。
なんだかねぇ~~なのだ。
ネームバリューだけで上映作品になり、客をまだ呼べる状態のうちに面白い作品に出演し制作しておかないと
だ~~れも相手にしてくれなくなっちゃうよ。
だって、この作品の出演者だけを観るだけで、やっぱり気になるじゃんねぇ~! 今ならさぁ~!
《***》
昼間には殆どTVを観る事の無い私なのだが、昨日・今日と「徹子の部屋」を観ている。
昨日は「ムッシュ・ピエール」 今日は「植木等さん・追悼」
バーで、マジッシャンの修行をし(大学でも奇術部だったらしい)最近TVなんかにも出演しているザマスが
おフランスの香りプンプン(?)のマジックを見せてくれるザマス。 レギュラーも有るザマスよ!
驚いたり、素晴らしいと感じた時には「トレヴィア~~ン」と言わないといけないザマス!
マジックも素晴らしいです。が、私はマジックよりピエールの事が素敵だと思っているザマス。
何と、フランスの栃木出身なのに「阪大」中退だそうです。 それを知ってマスマス好きザマス。
げげげ! 全くそんな風に見えないところが「トレヴィア~~ン」で御座います。
「植木等さん・追悼」
植木さんの素晴らしいところは、お父様譲りだったのですね。
青島さんと楽しい話をされているでしょうか? ハナさんともどんなお話をされているのでしょうね。
お話が楽しいだけに、寂しさもひとしおですね。 本当に残念です。 合掌。