アンフェア the movie  雪平らしさは、Do~したんだ? | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。




2007・邦画     ★★★☆☆(3.2)


監督:小林義則

出演:篠原涼子  椎名桔平  江口洋介  成宮寛貴  阿部サダヲ  濱田マリ  加藤雅也  寺島進



警視庁公安部総務課に異動した雪平夏見(篠原)。  元々は捜査一課の敏腕女性刑事であった。

しかし、目に余る単独行動を取る為に疎ましく感じた上層部が公安の総務課に異動させたのであった。

が、雪平はそんな事にはまるでめげる事も無く、殉職した父親が嘗て探っていたと思われる警察内部の

不正が書かれていると言う極秘文書を追っていた。



何時もと同じ様な朝、元同僚で捜査一課の検視官の三上薫(加藤)にデータを探る様に頼むのだが、反対に

「深入りするとロクな事が無い」と諌められる。  

そんなやり取りを電話でしている最中にベビーシッターと娘の美央が学校に登校するので車のキーを手渡し

美央を学校まで送るように頼む雪平。

雪平の頭の中は事件の事で一杯で、夢中になり電話をしていた時、爆発音が聞こえる。

慌てて出て見ると雪平の車は炎上し、美央は爆風で吹き飛ばされていた。  


雪平を狙った犯行だと推測された…。



警察病院に搬送された美央は、怪我は酷いが何とか落ち着いている。

雪平は、亡くなったベビーシッターの両親に会う為に看護師に美央の事を頼んで病院を後にする。  

と同時に不審な一団が病院内に入ってくる…。

ピエロのマスクを被った一団の一人が散弾銃を発砲し、一瞬にして病院内はパニック状態に陥る。



この警察病院は、ハイテクを駆使して作られた病院で一団は立て篭もり占拠してしまう。


急遽、病院近くに設置された指揮本部で陣頭を取る管理官の山路(寺島)。

出先で、公安のナンバーワンとも言われ、雪平の上司でもある斉木管理官(江口)と共に事件の事を

知った雪平は、本部に駆け込むが「公安は出て行け」と言われる。

その時、病院内の人質が全て解放されると言う伝令が入った。

兎に角、美央の無事だけを祈る雪平は、病院前に美央を迎えに行くのだが美央と美央の事を頼んだ

看護師の所在だけが不明である。



実は、今朝からこの病院に検査入院の為に警察庁長官が極秘入院していたのであった。

警察の威信に掛けても、長官を助けねばならない上層部は、美央の安否も定かでない状態でサット隊の

突入命令を指示する。


このままでは、美央を守る事が出来ないと考えた雪平は、下水溝から病院内に侵入する事を考える。

その行動を止める様に一緒に付いて来たのは川上であった。



命令通り突入したサット隊だが遊び半分の若者の仕業と思われた一団との銃撃戦の末、全く連絡不能となる。

サット隊を倒す力を持つ人間達となると、当初考えられていた単なる悪ふざけの人間では無い…。


川上の制止も聞かずに病院内に侵入する雪平。  仕方なく雪平の為に同行する川上。

何か不穏な動きがこの病院内に感じられる…。  何と第2サット隊が突入されたのだが…。

中のテロリスト達には、コチラの動きが筒抜けの様に第2サット隊を待ち構え、皆殺しにしてしまう…。

目の前で繰り広げられた光景を見て呆然としてしまう雪平。



何と第2サット隊を亡き者にしたのは、先ほど突入命令を受け全滅したと考えられた第1サット隊であった…。

本部の人間に内通者がいる。  しかし、それは一体誰なのであろうか?

全滅したはずの第1サット隊の存在の理由とは…?  そして、犯人の要求とは…。


雪平は、愛娘の美央を助け出す事が出来るのであろうか?





《***》

マイ・ヤンガー・シスターが「きっと気に入る」と教えてくれたTVドラマ「アンフェア」の映画化。

連ドラ以外にスペシャル版も有り、人間関係等をちゃんと分るにはやっぱりすべて見て映画を見た方が良いでしょう。


このドラマで一番好きだったのは、何を置いても雪平夏見の男前な態度やキャラでしょう。

常に冷静・沈着・一匹狼で、向こう見ず。  確かに美央と言う弱みはあるけれど…。

そんな雪平の大好きな男前の部分が、この作品では全く描かれていなかった。  

単なるかーちゃん刑事に成り下がっていた。


その分、メッチャ頑張っていたのはバンビの様な瞳を持つ、健気な美央ちゃん。

薫ちゃんの存在もかなり曖昧な感じ。  山路のカッチョ良さも、全くだったしね。



確かに雪平には最終的には繋がってくるのだろうけれども、雪平は蚊帳の外のお話になってたね。

私は絶対に男前な雪平を見たいと楽しみにしていたのにさぁ~。  かなりガックリ。


ヒミツ相関図を載せておきますが、ドラマを観て映画を楽しみにしていた人はじっくり観ないでね>



連ドラの時には、毎回一発目のシーンで目覚めたての全裸の雪平の後姿で始まるんだよね。

<この後姿は、篠原ではなくって吹き替えらしいのだが…>
これも、何気にカッチョ良かったけれども、コレも無かったし。


何か、不満ばかりが出てきちゃうけれども…。

篠原涼子より椎名桔平の方が、何気に綺麗に見えたのはDo~よ!!



↑スペシャルの時の方が奇麗なんだなァ~。 何故?  ↑このシーンが最初に来なくちゃじゃ?


Do~なんだろうか?  この作品ドラマとして続くのか?  

瑛太がいない、今現在…。  かなり物足りないぞ! やっぱしな!




《+++》

寒いぞ!寒いぞ!  しかし、近所の桜は蕾の先の方が何となく色が付いている感じ。

もうすぐかもなぁ~。  桜の花も。


やっぱ、春休みに突入しつつあるシネコンはとってもヤダ!

お子ちゃま作品は見ないけれども出来るだけ近付きたくない。

けれども、シネコンで上映されている作品は出来るだけシネコンで観て、ポイント溜めないとね。


明日も行ってみたいと思います。  ミニシアター系なのでちょっとはマシかしら?

等と期待半分で…。  Do~でしょね?