2004・仏 ★★★★☆(4.8)
監督:ピエール・モレル
出演:シリル・ラファエリ ダヴィッド・ベル トニー・ダマリオ ラルビ・ナセリ ダニー・ヴェリッシモ
2010年のパリ。 治安が悪くなった地区を壁で隔離する政策を打ち出す。
郊外地区のバンリュー13には、法律も安全も何も無い無法地帯の街。
学校も存在せず、警察すら当てにならない。 強い者だけが生き延びれるそんな所…。
タハ(ナセリ)一味が、バンリュー13地区を牛耳っていた。
そんな、荒んだ街に生まれ育ったレイト(ベル)は、この街からドラッグを一掃しようと危険を顧みずに
タハに一人立ち向かっていた。
多額のヤクを没にされたタハは、レイトの妹・ローラ(ヴェリッシモ)を人質に取ろうと考えるが、反対に
ローラと共にタハを警察に突き出すレイト。
これで、暫くは一件落着と考えたレイトだったが、警察分署も今日で撤退と言う日だった為に面倒に
巻き込まれたくない警察側は、タハを逃がしレイトを刑務所に送り込む。
タハは、ローラが気に入り連れ去ってしまう。
それから6ヵ月後…。
武術のエキスパートで、エリート潜入捜査官のダミアン(ラファエリ)はある特殊任務の命令を受ける。
何時もなら、練りに練った作戦で必ず任務を終えていたダミアンだが、今回の任務には時間制限がある。
バンリュー13地区で、タハ一味に時限爆弾を盗まれたのであった。
しかも、爆弾の入ったケースを開けた時点から24時間で爆発すると言う時限装置付である。
ダミアンにバンリュー13地区に潜入し、24時間以内に爆破コードを解除すると言う任務であった。
しかも、無法地帯に詳しいレイトを上手く相棒にして、タハ一味に潜入せよとの事であった。
ダミアンは、24時間以内にコード解除が行なえるのであろうか…?
警察に陥れられ、妹もタハに連れ去られたレイトは、ダミアンに協力するのであろうか…?
《***》
リュック・ベッソン脚本&製作+ベッソン作品の無くてはならないスタントマン・シリル+「YAMAKASI」で
フューチャーされたパフォーマンス“パルクール”の創始者・ダヴィッド。
全く、CGもワイヤーも使わないガチンコ勝負の極限アクション満載のアクション・ジェットコースタームービー。
シリル(ダミアン役)は、子供の頃から武術に励み、サーカス学校を経てスタントマンとなり、「TAXi2」では
忍者役でヌンチャクアクションを披露しデビューを飾る。
「キス・オブ・ザ・ドラゴン」にもジェット・リーの相手役で出演している。
ダヴィッドの方は、すんばらしい腹筋を見せまくりで良いよ~~ん!(毎度有り!) 結構、顔も甘くって。
ただ妹役のローラはどう見ても、フィリピン・アジア系の顔でレイトとは絶対に兄妹とは思えないの!
兎に角、素晴らしいアクションの数々。 ワイヤーも網も地面にマットも敷かずにアクションを行なったらしい。
大好きな作品の「YAMAKASI」の大胆なアクション、「トランスポーター」のスピード感、「リディック」を
何処と無く思わせる正義感。
もう、楽しい・面白い・爽快感満載!! どうして、話題にならないのか? 寂しい~~限りです。
映画の宣伝の為に来日までしていると言うのに全くそんなニュース知らなかった。
満点では無い所は、もう少し2人のアクションを見たかった所と「イエティ」と呼ばれる怪物野郎と戦う時に
あまりにもあっさりやっつけてしまった所かなぁ~。
この作品は、完璧にDVD買いです。 「YAMAKASI」も一緒にね!!
お2人とも、武術には相当長けている様でシリルは95年のカンフーのワールドカップでメダルを獲得。
ダヴィッドの方は、現在も尚格闘技大会に出場しては賞金を獲得する“バウンティー・ハンター”でもある。
監督は、この作品で監督デヴューではあるが、ベッソン組の撮影として参加していたピエール・モレル。
出来たら、スクリーンで見て欲しいけれどね。
ROSE様! 「レイヤー・ケーキ」も本日見て参りましたが、こちらの方が絶対面白いですわヨン!
日本に来日した時、取材にてポーズを決めるお二人さん。
何階建てのマンションやはなやしきの壁をよじ登ったりとパフォーマンスも見せてくれたんだって!
どうして、ニュースにしてくれなかったのでしょうね!!
《+++》
オォ! 山Pの応援のせいかどうだかはわかんないが、昨日のキューバ戦に圧勝した日本。
電車に乗っている時に、前のおじさんのスポーツ新聞がぺラットめくれた時に「山下」の文字が!
「あぁ、きっと昨日のバリボーの記事ね」と思っていましたが、映画館の中でも読んでいる人がいて
しかも、キティジムの写真じゃ無い感じのものが…。 はっきりは見えないけれど…。
いやぁ~~ん、気になる~~。と、いう事でサンスポ買って見たら、写真は違う記事のでした(爆)。
ところが、買って良かったのかどうなのか、ちょっとショックな記事が…。
大人の俳優に変身中である、ハーレイ・ジョエル・オスメント君(18)が飲酒運転の上・麻薬所持で起訴
されたらしい。
さらに、カリフォルニア州では21歳未満の運転も禁じられているのにと…。
もし、有罪が確定した場合・最高で6ヶ月の禁固刑もあるらしい。
有名天才子役が、大人になる過程でのアル中やドラッグ中毒・その他事件などを起こす事が多々あるが
この子だけは大丈夫でしょうと思っていたのにね。 君もかい!!
彼の出演作で一番好きなのは「ペイ・フォワード」。
何度見ても君の為に涙する私なのに…。 男前とは程遠いけどね。
- 天才子役と言われて、大人になりきれなった俳優。 「マコーレ・カルキン」
- 彼の方が好きなんだけど、麻薬所持やアル中、17歳で結婚・離婚なんかで精神的に参っているみたい。
- あんまり、良い噂は流れてこないねぇ。 子役が大人になるのは難しいのかなぁ?
カルキン君の作品中で一番好きなのは「危険な遊び」
この作品の中で、「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャがデビューしている。 可愛いよぉ~~!