人間蟲  得意分野炸裂か? クロス・レクイエム | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

 

2004・イタリア(未)     ★★☆☆☆

 

 

監督:マーク・タート

 

出演:ウィリアム・マクドナルド  コートニー・クレイマー  アール・パストコー

 

 

2人の女性を追う男。  女性達は、酒場に入る。

 

 

カウンターで飲んでいたご機嫌な男が、入ってきた女性達に酒を奢る。

追ってきた男・マーティン(マクドナルド)は、雨の中屋外で待っている。

 

もっといい事をしようと出てくる男と女性達の3人。

 

マーティンは、男の目の前で、1人の女の首を切り落とす。 血しぶきが飛び散る。

へたり込んでしまう男にマーティンは囁く。 「お前はラッキーな男だ」と…。

首を落とした死体は、ゴミ箱で焼いてしまう。

 

もう一人の女を追いかけるマーティン。  運悪く、車にぶつかってしまう。

 

車に乗っていたのは、気弱な男と疑り深い女のカップル。

病院に連れて行く、と言う男の言葉を遮り自宅に帰してくれと懇願する、マーティン。

マーティンの自宅は、余りにも不潔でしかも不気味な男がいた。

こんな所に置けないとカップルのアパートメントに連れてきた。

「兎に角6時間休ませてくれ」と言い、便座に注射をしたまま倒れてしまう、マーティン。

 

気が付くと、ソファーに寝かされているマーティン。

 

男が寝ずに監視している。  「酒をくれ」と言うマーティン。

タダのアルコール依存で、ヤク中の男を背負い込んでしまったと思い込んでいる男。

マーティンの為にとバックに入っているヤクも全てトイレに流してやった。

それに気付くマーティン。 絶望的だと喚く。  その声に気付いた女も起きて来る。

 

部屋の外では、車のナンバーと顔を覚えられたカップルとマーティンを始末しに、奴らがやって来ると言う。

 

にわかに信じ難いマーティンの話。  ヤク中の戯言としか受け取られない。

そこで、現実を見せる為にマーティンは、部屋の中に奴らを向かい入れる。

 

奴らとは?

 

マーティンは何故、カップルに奴らの仕留め方を教え込むのであろうか?

 

 

【クロス・レクイエム】

 

 

 


 

 

2004・英(未)     ★★☆☆☆(2.8)

 

 

 

監督:アンドリュー・グリーヴ   出演:ロブソン・グリーン  ハーマイオニー・ノリス

 

 

 

惨殺死体が、見つかった。  警部に昇進したキャロル(ノリス)は、何としても事件を解決したい。

 

 

何時もの様に大学教授で、事件のプロファイリングをしてもらっているトニー(グリーヴ)に事件の写真を持参し、

プロファイリングをしてもらおうと急いで、駆けつけるキャロル。

実は、トニーとキャロルは仕事上の付き合いだけではないのだが、此処の所お互いの感情は有耶無耶に

なっている。

 

指定された場所に、惨殺死体の写真を慌てて持って駆けつけると、まさにトニーが神父の前で誓いの言葉を

 

述べようとしていた。

全く聞いていなかったキャロルは、憮然とする。

よくよく聞いて見ると、無くなったご主人との永久の誓いを立てたくて、夫婦の友人であったトニーがご主人の

代役として、結婚式を挙げていたのであった。

それにしても、面白くないキャロル。  自分の読みとは事件の方向性も違う。

トニーは、代理ではあるが結婚式を挙げている。

捜査ミスを幾つも重ねてしまうキャロル。  焦るキャロルに畳み掛けるように起こる、同一犯人の連続殺人。

 

トニーのプロファイリングに頼り過ぎていると考え、自分の考えで動くが益々事件を撹乱させてしまう。

 

頭脳明晰で、失敗などするはずの無い犯人のプロファイリングなのに、必ず現場に残されているある極悪犯の

証拠品。

果たして、今回はトニーとキャロルの2人は事件解決の糸口を見つけることが出来るのであろうか?

 

 

《***》

 

 

昨日の「レイクサイド・フィーバー」と今日の2本を続けて鑑賞。

大好きなジャンルの作品が送られて来た。  

と言っても、如何せんパッケージデザインだけで選んでいるので、「レイクサイド~」の様に撃沈してしまう事が多い。

 

「人間蟲」

 

パッケージデザインは、多少気持ち悪いが一風変わった作品だった。

ストーリーは、ごく簡単なのであるが、台詞が物凄く哲学的。 

特に何時もの酒場に居る男とバーテンダーの3人の話は、詩的でもある。

勢い良く、血が飛び散るが恐さはまるで無いなぁ~。

ちょっと、「悪霊喰」を思い出したりした。   ラストはなかなか泣かせる感じ。

もう少し、金を掛けるべきか? 本を直すべきか?は分からないが、いじくると良い作品になっただろうに。

 

これなんか、ハリウッドリメイクすると面白いかもよ! トム様へ…。

 

 

 

「クロス・レクイエム」

 

 

「ワイヤー・インザ・ブラッド」「クライング・ドール」に続く第3弾。

どうも、TV映画らしい。  このシリーズは、かなり好きだが今回はちょっとドタバタしすぎた感じ。

 

この作品のネックは、何と言っても全然どうって事ないおばちゃん刑事とおじさん教授が主人公と言う所。

 

それがいいのよ~、って言う人もいるかなぁ~。

トニーも凄く真面目で優しくて、紳士でいい人なんだけど。 いっつもいう事だけど、魅力に欠けるのね~。

かと言って、超モテモテ男前でもいかんしなぁ~。

 

「ワイヤー・インザ・ブラッド」は最初の作品らしく、丁寧に作られていて見ごたえもある。

 

こんな二人でも、面白いと思わせた作品。 見るなら、これがいいのでは? 血みどろでは御座いますがね。

 

 

《+++》

 

 

実は、今年の初めから6月までは違うブログで書いていました。

色々あって、退会ボタンを押したら全て消えてしまいました。(当然なんですが、私は知らなかった)

で、その頃紹介した作品がレンタルにもなっていますし、こちらに移る間に見た物の中で良かった物などを

少し書き出しておきます。

レンタル屋さんで、作品選びの参考になりましたら、幸いです。

 

 

◎夢見る頃を過ぎても(未)…キャシィ・ベイツの熟年主婦が突然離婚を言い渡されます。

 

 

 

◎君に読む物語…純愛物語。貴方の心の美しさが分かります。素直に感動された方はピュアハートの持ち主。

 

 

◎セルラー…サスペンスなんだけど、コメディチック。 出演メンバーもなかなか見物です。

 

 

◎アイ・アム・デビッド…世界で大ヒットした実話の映画化。レンタルしてるお店があんまり無いらしいのですが。

 

 

◎女はみんな生きている…女性必見。 明日も頑張ろうと思える、おフランス映画。

 

 

◎花咲ける騎士道…ファンファンがかっちょいい! リメイク作品だけど楽しめます。

 

 

◎赤い鼻のピエロ…今年の私の1等賞になるであろう作品。

 

 

◎僕のスゥイング…ジプシーギターに酔いしれましょう。

 

 

◎暗い日曜日…これは、問題作です。 シンドラーのリストも見直したくなる作品。

 

 

◎HELL BOY…アメコミの映画化だけど、カッチョいい~~~。

 

 

◎モーターサイクルダイアリーズ…純真な青年に出会えます。

 

 

 

こんな感じですが、どうでしょうか?  SFやグチャグチャ物で良い物も有りますが、今日はこの辺で。