エンディングノートを書くだけでは不十分なこと
終活というと、エンディングノート。
もちろん、とても大切なものです。
自分の希望や考えを書き残しておくことで、家族が迷った時の大きな助けになります。
でも、 意思は、紙に書かれた文字だけでは表現しきれない。 と思っています。
「延命治療を希望する」 「希望しない」
そんな一文だけでは、その人の本当の思いをすべて表すことは難しいのです。
なぜなら、その意思の背景には、 これまで生きてきた経験や価値観、人生そのものが存在しているからです。
人生は文字だけではなかなか伝わりません。
同じ言葉でも、
・声の大きさ
・話すスピード
・ 表情
・ためらい
・沈黙
時には言葉そのものよりも、声色やその場の空気感の方が重要なことさえあると思います。
だから私は、 エンディングノートを書くことも大切だけれど、話すことが大切だと思うのです。
また、 家族は耳を傾けることが大切だと思うのです。
「なぜそう考えるのか」 「何を大切にしているのか」 そこまで伝えておくことで、家族は迷った時にその人らしい選択を寄り添って考えることができるのではないかと。
エンディングノートは大切な道しるべです。 でも、本当に大切なのは、その紙の向こう側にある "その人らしさ" だと思います。
