今回、AUは「AUボックス」の新規受付を10月末に終了すると発表しました。

AUボックスっていうのはご存知の方もおられると思いますが、CDからケータイへ音楽を転送したり、ネットにつなぐと同社の「リスモ」サービスが受けられる機材です。これを月315円で募集していたわけです。

昨年11月開始で一年も経たないこと、30万台しか普及しなかったことから考えると目論みははずれたと思われます。

この事例、原因を考えるいいケースだと思います。

まずメインターゲットがパソコンを持たない高校生だったこと。調べてはないのですが、パソコンを持たない高校生(かつAUユーザー)ってどれぐらいいたのでしょうか。持ってなくても使えるパソコンがあればいいんですからね。

次に315円は安い、という考え。機材レンタル含めて315円は安いのでしょうが、高校生にとって毎月ケータイ代に315円が乗っかるという状況は結構心理的負担があるのではないでしょうか。

そして、ネット接続という壁。同社はこの事例で光回線の利用を増やす目的もあったそうですが、それだけの魅力があったのか?

このサービス、機材を貸し出してまでのものですから費用は結構かかっていたと思われます。素人目にはわからないことがあるのかも知れませんが、この発表を聞いてマーケティング不足じゃなかったかなぁ、ってふと思いました。