WBCで盛り上がった野球。さて、ペナントリーグはどうでしょう。

野球をビジネスで捉えた場合、大事なのは観客動員数。昨年のプロ野球観客動員数は2164万人だったそうです。サッカーはどれぐらい?2008年のJ1リーグ入助者数は589万人。試合数等、単純比較は難しいですが市場として捉えた場合、野球はまだまだ大きなものですね。

球団別で見ると1位は阪神の298万人、2位は巨人の288万人。続いて中日、ソフトバンク、日本ハム。逆に、ワーストは横浜の113万人。続いて楽天、オリックス、ヤクルトとなります。

大都市地域の人気球団はやはりお客さまを集めています。厳しいのは大都市地域の2番手、3番手球団となるでしょうか。

もうひとつの流れは地方中核都市に本拠地を構えている(移した)球団の好調。大阪から福岡に移った(戻った)ソフトバンクが4位、東京から札幌へ移った日本ハムが5位にランキング。これらの球団は、その都市の球団になっている感があります。

前年比増で見ると2~3割の増員に成功したのが2球団います。所沢だけでなくさいたま市でも積極的に試合を行った西武、広島市民球場が最後でさまざまな策を労した広島。

(1)その地域の商圏のキャパシティを見極める→無理なら新しい地を求める(このときストーリーは必ず必要)

(2)地域を離れられない→待ちのビジネスから攻めのビジネスへ転じる。どうすればお客さまが球場(試合)に来てもらえるか、一生懸命考え対策する。

強くなっていい試合をすればお客さまは来てくれるというやり方ではやっていけなくなって久しいのに、まだ人気にあぐらをかいている球団も見えます。まさしくビジネスとしての球団経営はマーケットや実施策が見えやすい(比較しやすい)だけに参考になります。

1 阪神298(万人)△5%
2 巨人288 △1%
3 中日243 +2%(ドアラも一役)
4 ソフトバンク225 △2%
5 日本ハム187 +5%
6 ロッテ160 +3%
7 西武141 +29%
8 広島139 +23%
9 ヤクルト128 △4%
10 オリックス117 +11%
11 楽天115 +3%
12 横浜113 △8%