十合と書いて「そごう」。奈良出身の十合伊兵衛が大阪に大和屋を開いたのが始まりです。

その本丸がJフロントに売却されようとしています。

この出来事は、大阪を愛する人にとってもショックでしょう。私たち関西の百貨店マンも衝撃です。しかし、現実は…今までこの店を続けたのは、そごうのプライドだったのかも知れません。

隣接する大丸とそごうは言わば心斎橋の顔でした。しかし、人影まばらのそごうと、賑わう大丸。関係者に先は見えていたのかも知れません。

特にそごうはまさしく「非日常」の世界。世界の有名ブランドが、地階食品から各階に続きます。しかしその器に比べ、品揃えは残念ながらの印象がありました。

もちろん、老舗百貨店だから、それなりの手は打ってきたはずです。しかし、超一等地での売上が年間440億円は正直厳しいと数字だと思います。

本当にいい百貨店は?取り組むべきは何か?…いろいろ考えさせられる出来事です。

●心斎橋そごうの象徴、1階の大吹き抜け(フロア全体が吹き抜けに)と11階12階の昔の町並みを模した「心橋筋商店街」

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