(1)定年後の団塊男性では三分の一は家計をかなり引き締めている

(2)国内旅行、パソコンなど多くの分野で趣味を持つ人が定年後増えた

(3)かつての趣味を定年後に再開する動きが余暇需要を堀り起こす

※日経リサーチ調査 定年後2年までの男性約350人を対象


今、消費市場の注目世代「団塊世代」が定年を迎えはじめ、その動向が注目されています。その結果が上記のように発表されていました。

その傾向の中で「リカレント(かつてやっていた趣味を再開する)市場にあてはまる人も多く見かけられます。

ところで、私が担当する商品の中に「楽器」があります。この商品群は「リカレント市場」に非常に期待をかけている業界でもあります。

ブログはじめ-D-28●Martin D-28(26万円前後)

「学生時代、演奏経験があるが社会に入ってからは忙しくてできなかった」という方、または「一度は経験したかったけど、やる機会がなかった。」という方に対してどういうアプローチをするかがポイント。

しかし、これだけの市場を前にしながら、なかなか取り込めないのが実情です。

時間と余暇は持っていらっしゃる。加えて、選択眼も持っていらっしゃる。だから、生半可な売場作り、商品構成では納得いただけないのです。

だからといって、ステレオタイプに専門的・高額商品の品揃えでいいのかというとそうではない…この辺が難しいのです。

この年代のみなさんが、いいもの(ブランド品・一流といわれる品)を望んでおられないのです。

「とりあえず、ちょっとかじってみたい。だから、安くていいものがほしい。」というニーズが思いの外に大きい、そんな感じがします。

様々なニーズを限られた条件(ショップ面積、在庫リスク)で最大限に取り込む…私たちバイヤーの腕の見せ所です。

しかし、残念ながらこの層の取り込みに四苦八苦してるのが実情。

「とりあえず経験してみたい」「でもきっかけが難しい」「この年になって初めてなんて恥ずかしい」…この辺が切り口になるんだろうな、なんて試行錯誤する日々が続きます。