大阪には「キタ」と「ミナミ」というふたつの大きな商業集積地があります。

「ミナミ」は江戸時代から続く街。難波を中心に道頓堀、心斎橋、船場と老舗が続きます。
「キタ」はそれより新しい街。梅田を中心に北新地もそうです。日本一の地下街を誇ります。

この二つに南大阪・関空の玄関口でもある「天王寺」を加えた三つが商業3大集積地となります。
(一番最後にちょちょいと書いた市内説明図をつけておきました。参考になるかどうか)

この3つの地域を貫くのが「地下鉄御堂筋線」。
私たちは大阪の売上状況を尋ねるのに「御堂筋沿線はどうなん?」なんて使い方もします。

この御堂筋沿線で2011年を中心に百貨店大増床が進んでいます。
いわゆる「2011年問題」「百貨店・大阪の陣」と言われるものです。

ざっと説明すると、

10年 高島屋本店(ミナミ)が76,000㎡に
11年 大丸梅田店(キタ)が64,000㎡に
11年 三越伊勢丹(キタ)が新店50,000㎡を
12年 阪急本店(キタ)が100,000㎡に
14年 近鉄本店(天王寺)が116,000㎡に

…すごい勢いです。合わせて14万㎡以上が一気に増えるわけです。

特に「キタ」は9万㎡増えて26万㎡超に。
これは現在日本で最激戦地と言われている新宿地区の23万㎡をもしのぐ面積となるわけです。

あな、恐ろしや…
これどうなるんでしょう?

だからといって「じゃあ、やーめた!」と言えないのが自由競争。
降りる=現状維持さえできないってことです。
つぶれるところは仕方なし、強いところだけ残るんだってことです。

今回突然発表された「高島屋×H2O」もこの危機感が大きく話を進展させた、と両社の偉い方もおっしゃっていました。

この思い切った判断をなされた両社経営陣はさすがだと思います。
定石はないが、勝ち戦への準備は必要。

逆に、消費者から見れば楽しみでもあるこの戦さ。
さて、笑うのは誰か?それともみんな泣くのか?

残念ながら、みんな笑うことはなさそうです。

●メモですいません(>_<)
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