「ミキハウス、復活戦手応え、子供服デザイン・仕入れ、店長権限を強化」(日経MJ1面)

現在の子供服業界は青色吐息といってもいいぐらい厳しいです。
ナルミヤインターナショナルからフーセンウサギといった老舗まで何らかの形で支援を受けているのが現状です。

三起商行もそのひとつ。
北京五輪に6人の選手を送り込んでいる同社、見かけは派手ですが、ファンド傘下で再建中なのです。

でも、同社だけが復活の兆しありと。なぜか?

以前、銀行による経営の効率化を図ったとき、生産性向上を求めるあまり、POSデータを最優先しました。結果、最悪の事態に陥ったということです。

これ、よくある話のような気がします。
ムダを省く、効率を追求する…仕方のないことかも知れませんが、特に「感性」が重視される業界ではあまり成功したとは聞きません。

その後、ファンドによる資金の注入により、同社は大きく変わってきました。
実際、現場で見てても「おいおい、これだけお金をかけていいのか?」と心配するぐらいいろんな商品が増えてきました。

同社の人が「元通りの元気な社風が復活してきた。」「社長が動きすぎて困る」とも言ってました。
あれだけ、「売るものがない」と嘆いていたスタッフも最近は喜々として働いています。

タイトルにもあるように、現場主義が復活してきたのです。
これ、一番大切なんだと思います。結局「現場」「人」なんだって。

我々が「今のトレンドは」「効率からするとこの素材を…」なんて言ってるより、現場スタッフがやる気になるほうが会社の売上に何倍も貢献するのです。

三起商行はそのことに気づいたってことかもしれません。

現在、百貨店の子供服売上は前年比△3.9%。
三起商行は10%増、
うちのミキハウスはもう1年近く2桁増です。

これ、バイヤーの力ではムリです。