第一四半期の決算がほぼ出揃いましたが、減益に陥った会社(東証1部)は505社(58.4%)にものぼりました。昨年は304社(39.4%)でしたので不況ぶりをあらためて浮き彫りにしました。

その中で好調を続ける企業もあります。その原動力は何か?少し興味深いことです。

「資源高がプラスになる」
・エネルギー部門を持つ商社
・原油関連企業
・原子力発電シェアが高い電力会社

大手商社7社、出光、新日本石油、関電などがあてはまります。


「外食から家食で恩恵」
永谷園や山崎製パンが増益でした。


「価格転嫁に成功した企業」
鋼材価格上昇の新日鉄、段ボール価格上昇の王子製紙がこれに当たります。
同じ業界でもシェアが低いところは値上げに踏み切れず、明暗を分けています。また、サントリーのように逆手を取って、値上げ保留でシェアアップした企業もあります。

「グループ内調達が可能な会社」
日本ハムや、日本水産などがあてはまります。

こうやって見てみると、不況が故に逆手にとる企業もあり、戦略勝ちも見て取れます。
また、原油高で苦しいはずの関連企業が増益であるということは、きっちり消費者の方に転嫁、もしかしたらそれ以上に上乗せしている(もちろん、経費削減の努力あるかも)企業が存在するのではという憶測が成り立つなぁ、と感じました。