今日のフジサンケイビジネスアイに「伊勢丹、低価格ジーンズ投入」の記事があるました。

百貨店業界における伊勢丹は、水泳の北島選手みたいなものである…うーん、例えとしてちょっとムリありでしたね。

でも、まあそれぐらい認められているということです。

特にファッションに関しては、そのむかし「解放区」という売場(伊勢丹では「お買い場」でした)がヒットしたように、その自主編集力には定評があります。

「ヨーロッパに新しいブランドを探しに行っても、伊勢丹のバイヤーにいつも先を越される」という話をアパレル各社にいわしめる伊勢丹の先を見る目、行動力、システムは業界随一です。

で本題、その伊勢丹が「低価格ジーンズ(もちろんオリジナルですが)」を投入するということは、伊勢丹が新しいターゲットの獲得に乗り出したという意味で私たち百貨店業界にとってニュースなのです。

なぜ低価格ジーンズか?

それは伊勢丹が、百貨店の不得意とする若年女性をターゲットにしたということです。

最近、若い女性は専門店やファッションビルに自分のファッションを求めることが多いです。

そのため、新しいヒットブランドは多くはファッションビルから生まれています。

しかし、伊勢丹ともなると、インポートジーンズや国内注目ジーンズなど、ハイクオリティーな顧客相手に十分商売は成り立っています。

それなのにあえて市場の新規開拓するのは、何かといえば「団塊、団塊」と息巻く百貨店業界の中で、本来見つめなきゃいけないのは、将来の顧客であり、やはりトレンドを作る若い顧客層であるということを示していると言えるでしょう。

ま、私自身、ここで解説してるだけじゃダメなんですが…。