いよいよ6月14日に開業する副都心線。
関西に住む自分には直接関係ないが、都心のど真ん中での開通は沿線に大きな影響をあたえそうだと興味を持った。で、「副都心線」で新聞に掲載された記事を調べてみた。

「西武百貨店と東武百貨店が共同で集客作戦」
それぞれの店舗入口に共同案内所を設置。相互に店内などを紹介する。

「西武300億、東武129億、小田急85億で改装」

「高島屋、新宿3丁目駅と連絡通路」
離れ小島的存在から脱却、一日一万人の来店を見込む。

「パルコ池袋、主要顧客層流出対策で接客研修はじめる」

「丸井、14日から1週間西武池袋線、東武東上線で中吊り広告」
池袋・新宿・渋谷に店舗を持つ同社の強みをアピール

「ビックカメラ営業時間を1時間延長」
池袋本店と渋谷ハチ公口店、10時まで。

「沿線沿いの都バス本数が半減」

「新宿テラスシティStarryLight2008開催」
LEDで真夏の空を演出。6月11日から8月17日まで

「NTTレゾナント、『goo地域』で特集」
目玉は副都心線の地上部分を見渡せるパノラマムービー。
明日2日からはトンネル内を撮影したパノラマムービーも。

駅関係では「渋谷駅が自然換気によりCO2排出量半分に」というエコ対策や「渋谷駅地下5階で乗換が大変じゃないの」とかいう話題も。

何せ池袋・新宿・渋谷を巻き込んだことなので話題も多数ある。特に大型商業施設の大規模な対策が実施されていることがわかる。

こういう大規模な商圏変革があるときは、各企業は自己店舗の顧客が他商圏に流れるのではないかという危惧を持つ。「流出を止める」というのが対策の第一義になる。
簡単なものでは開業日に合わせて販促を打つ、次に地域共同の販促を打つ(このときライバル同士が共闘する)、そして店舗の改装となる。
各社を見てみると、販促から改装まであらゆる対策を取っている。ここから危機感の大きさが見える。

開業で駅が近くなる・便利になるなどのメリット組、逆に自地域に駅はできるが離れていて逆に不利になるデメリット組で対応も違う。それに加え、地域間競争。例えば池袋の若年層が渋谷に流れるのではないかという危惧から起こる対策。この3つが各企業の対策の違いや入れ込み度につながる。

しかし、過去の例からも一旦流れた顧客も時とともに戻る傾向もある。
結局は、長期的には販促に左右されない各施設の本来の商品力・魅力・顧客信頼などが売上を決定する。

なんかとりとめのない話になり申し訳ありません。
商売をするものにとって、この地域の各企業の行動と行方は非常に興味があるということです。
成功事例、拙速事例などを含め今後の動きを見ていきたいなと考えます。

【副都心】
埼玉県和光市~渋谷までの約20キロメートルの路線。
新設区間は池袋~渋谷。
2012年には東急東横線ともつながる。