理想科学は、昭和52年(1977年)に発売以来、31年間販売されていた「プリントゴッコ」の販売を6月30日で終了すると発表した。

発売当時は、家庭でも簡易印刷が簡単、きれいにできる画期的な商品で、年賀状需要を中心に人気を博した。しかし1990頃半ばを境に急激に販売が落ちた。

原因はパソコンの普及。年賀状需要を販売の柱にしているプリントゴッコとしては強敵の出現であった。

その後も、プリントゴッコジェットなどの親PC商品も発売されたが、もはや「プリントゴッコ」ではなかったように思う。

近年は、扱う店舗も急激に減少し、売上は低迷していた。

今後は、一部消耗品は5年程度継続販売するという。

プリントゴッコの販売終了はひとつの商品が消えるだけでなく、ひとつの世代がなくなるという印象がある。しかし、プリントゴッコはひとつの手作り作品を作るツールとしてはまだまだ存在価値があるように思える。販売終了に伴い、販売店も在庫処分をするところも多いだろう。この機会に手に入れるのもいいかもしれない。


jet
初代

(初代プリントゴッコとプリントゴッコジェット)