この週末はビーフステーキを食べた。
先週、オーストラリア産のオージービーフ
を買って食べたのだけど、とても美味しいといえる
ような代物ではなかった。
そんなわけで、今回はリベンジの意味も含まれていた。
中学生の頃、太平洋の海岸通りにとても美味しい
ステーキハウスがあって夏の夜などに
家族5人で外食に行った。
1987年頃で、世界はまだずっと単純だった。
親父が食事前に当時発売されて間もない
アサヒスーパードライを注文して
「アサヒ、スーパー、ジュラーイ!」
といって店員の女の子を苦笑させ
「お父さん、恥ずかしいからやめてよ!」
とアネキに怒られていた記憶がある。
家族全員がひいていたが親父はスーパードライに大満足だった。
ところで、そのステーキハウスのサーロインがとてつもなく
美味しくてそれ以後、そのステーキ以上に美味しい肉を
食べた記憶がない。
しかし昨日、近所のスーパーマーケットで買った
ステーキは悪くなかった。
味付けは塩・胡椒で焼き加減はレアだったが、
かつての遠い記憶が呼び起こされたような気がした。
今までビーフステーキで最も印象的だった文章は
小学生のころに読んだポプラ社から出ていた
ジョン F ケネディーの伝記のビフテキの描写だ。
ケネディーはケガをして病院に入院していたのだけど
病院食ではちっとも体力がつかない。
そこでケネディーは部下に内緒で
「おい、こっそりビフテキを運んできてくれたまえ」という。
そしてケネディーは入院中でありながら
分厚いビフテキをたいらげる。
そこで僕は勝手にビーフステーキは強い男が食べる
象徴的な食べ物と決め付けてしまった。
とにかく僕はビーフステーキが好きだ。