2012/10/24
第685号:プレゼンテーション
昨日ある勉強会で、若手経営者による未来予想に
関するプレゼンテーションがありました。
5人の若手経営者が登壇し、自由に自分の
過去や現状の問題点、希望などを発表していました。
勉強会ですので、プレゼンテーションを行うこと
自体がトレーニングなのですが、彼らの多くは
手法を十分に理解していなかった様です。
プレゼンテーションは、学校でも教える
「起承転結」や、「結」から始め聴者の
心を掴み、その後補足する方法など
様々な流儀があります。
この型は建物の柱の様なものです。
この柱がなくては、しっかりした話に
纏まりません。
また、彼らは原稿を用意して、その通り読んで
いましたが、プレゼンテーションは心の中の
主張を相手にぶつけるものですから、棒読み
では相手に心が伝わりません。
折角、柱が出来上がっても、中に収めるものが
色あせてしまっては台無しです。
プレゼンテーションの場合、テーマに関する
話題を、実際に話す時間の3倍から5倍以上
用意して、聞き手の反応や自分の心から湧き出る
感覚に合わせて臨機応変の話題を配置していく
ことが重要です。この様な感覚は、実践で
鍛えていくしかありません。
【10月24日って?】
今日は「国連デイ」です。
1945年の今日国際連合が発足しました。
戦後の世界を取りまとめてきた国連ですが、
今も世界中で紛争が絶えません。
世界を一つの国家とし、世界中の誰もが
安全に平等に暮らせる日が来るのでしょうか。
※暦の情報はWikipediaを参照しています。