齋藤孝氏の心に響く言葉より…
昔の人は、当たり前のように、
とくに江戸時代はそうで、それは、
そもそも『論語』が日本に導入されたのは、古くて聖徳太子の「
江戸時代に儒教が普及して、寺子屋では「実語教」や「童子教」
『論語』は、「学びて時に之を習ふ、亦説(またよろこ)
孔子が、学び続けることの大切さを説き続けたものですから、
もちろん、
誰かが 「吾(われ)十有五にして...............」
「学に志す」が人生のスタートであり、生涯の軸になる。
《孔子は「学びを主軸にした 人生を送れ」と説く》
『齋藤孝式“学ぶ”ための教科書~必要な「思考力」「判断力」「表現力」が身につく!~』辰巳出版
本書に「孔子の考え方」という文章が紹介されている。
『子曰(しいわ)く、 「学びて時に之を習う、亦説(またよろこ)ばしからず乎」
《現代語訳》 先生がいわれた。「学び続けて、常に復習する。
「学んで、復習して、活用することは、
何のために学ぶのかという以前に、学ぶこと自体が楽しい。
そんな孔子の考え方が、
大人になってからの学びは楽しい、と感じる人は多い。
子供の頃や学生の頃の学びは、楽しい思い出などあまりなかったのに…。
若い頃の学びの多くは、記憶が中心で、
しかし、大人になってからの学びは内発的なものだ。
いわば、探求的なもの、と言ってもいい。
誰かから強制されてやるものではない学びこそ楽しいものはない。
自らの興味や好奇心のおもむくままに学ぶからだ。
だからこそ、昨今の子供たちの学校での学習法が「探求的」
人生100年の時代、といわれる今。
60歳や65歳という定年を過ぎてからの人生は、
定年後、20年も30年も何もせずに生きていくほど、つまらない人生はない。
だからこそ、学びが必要なのだが、しかし、学ぶ習慣は一朝一夕にはできない。
40代、50代の頃から学びの習慣を身につけないと、
江戸時代のように…
今こそ、学ぶことを中心に人生を作り上げたい。
齋藤孝式“学ぶ”ための教科書~必要な「思考力」「判断力」「表現力」が身につく!~