永井俊輔氏の心に響く言葉より…
レガシー(遺産・伝統的)企業は既存の事業を通じて、
課題を聞かせてくれる相手もテスト導入に協力してくれる会社も目
既存顧客との付き合いが長いほど業界特有の課題もわかるし、
これはイノベーションを起こすうえで強力な武器であり、
レガシー企業が持つアセットは「レガシーアセット」
過去のしがらみで引き継いでいるレガシーアセットが、
しかし、レガシーアセットは必ずしも負のものではない。
既存顧客とのつながりのような価値ある資産も多く、
レガシーアセットの活用がイノベーションを生むことにつながるし
イノベーションを起こすためには尖った技術や斬新なビジネスモデ
既存顧客とのコネクションのほかには、技術、技術者、経験値、
レガシーアセットのないレガシー企業は存在しない。
重要なのは、
『市場を変えろ 既存産業で奇跡を起こす経営戦略』かんき出版
永井俊輔氏は、クレストホールディングスの代表取締役社長。
1986年生まれの34歳。
父親が経営するクレストに入社。
CRM(顧客関係管理)
2016年に社長に就任し、
成熟産業にITやテクノロジーを組み合わせ、
『レガシーマーケットとは、
「斜陽産業」といわれることも多い。
そのマーケットに新しいアイデアやテクノロジーを導入し、
イノベーションに富んだ商品やビジネスモデルを作り出し、「
それがLMIだ。』(以上、本書より)
小林正観さんは商店街の活性化についてこう述べている。
『私は全国で町おこし、村おこしが成功した例を見てきましたが、
1.その町や村で育った人が一度都会に出て生活し、
2.都会に住んでいた人が仕事を辞め、
3.その町や村の外に多くの友人・
この3つのうちのどれかです。
外の世界と交流を持ち、外の世界を知っている人が、
ずっとその町や村から出たことがない人は、
まさに、これはレガシー企業のLMIと同じだ。
自分の属する企業から一歩も外に出たことがない人は、
新しいアイデアや斬新な発想のきっかけは常に外部からくるからだ。
「あの業界で働きたい」と誰もが憧れる会社にするために…
既存産業で奇跡を起こせる人でありたい。
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