ヒューマン・リソース研究所所長、鈴木民二氏の心に響く言葉より…

 

 

 

《まず自分をつくりなさい。その後で人に役立つ時がきます。》(武者小路)

 

 

一冊の本に感動した私は、武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)邸(東京・吉祥寺)の門を叩きました。

 

二十歳の秋のことです。

 

 

「人生のテーマを探しています」

 

先生の答えは明快でした。

 

 

「まず自分を作りなさい。その後で人に役立つ時がきます。」

 

(そうだ、この順序を大切にしよう)そう思いました。

 

 

三年千日温めた後、人生のテーマを“自分を育てる”と設定します。

 

以来

四十年余、テーマを育てていたつもりが、実はテーマが私を育て、役立つ領域を次々と創ってくれたのです。

 

 

終わりの来ないテーマを持てたことは幸いでした。

 

テーマの働きの大きさを、今しみじみ感じています。

 

 

心を豊かにする100の言葉 (PHP Special Remix)

 

 

 

 

たとえば、新商品を売り出そうとした場合、その商品に他とは違う圧倒的な魅力がなければ、大きく売れることはない。

 

これは、人においても同じだ。

 

その人に、抜きんでた魅力がなければ、誰かに推挙されることはないし、世に出ることもない。

 

 

これは会社においても全く同じことがいえる。

 

多くの企業で人手不足が叫ばれているが、いくら求人誌にお金をかけても、募集広告を出したとしても、そもそもその会社に魅力がなければ人は入ってこない。

 

人も、会社も、商品も、まず自分の魅力を高めること。

 

 

「魅は与によって生じる」という無能唱元師の言葉がある。

 

魅力とは人に与えることによって生まれるが、「求によって滅す」という。

 

欲しい欲しいと要求する人には魅力はないのだ。

 

 

だから、まず大事なことは、人に与える魅力があること。

 

ない袖は振れないのだ。

 

 

「まず自分をつくりなさい。その後で人に役立つ時がきます」

 

自分を磨き、少しでも魅力ある自分をつくり続けたい。

 

 

 

 
 
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