ウィリアム・A・コーエン氏の心に響く言葉より…
ピーター・
彼は、現代的マーケティングの分野を切り拓いたひとりでもある。
40年以上にわたり、「企業が中心とすべきは顧客である」
企業活動はすべて、顧客のニーズに対応し、
そして、顧客価値を生み出すのがマーケティングの目的である、
私は、ピーターが企業に問いかける4つの質問がすごいと思った。
● 自社の中核をなす事業はなにか。
● 顧客はだれか。
● 顧客はなにに価値を見いだすのか。
● 中核事業でどういう成果をあげるのか。
質問は、もちろん、のちにもうひとつ増えて5つとなる。
追加の質問は、当初、「それについてなにをするのか」だったが、
ピーターは、P&Gやインテルといった企業のCEOと会うたび、
そして、この質問に答えようとすると、
私も、コンサルティングをする際、同じような質問をしている。
ピーターの本や言葉は、
その一部を紹介し、若干の解説をしたいと思う。
「企業の目的は顧客の創造である」と彼は語っている。
「企業の目的とは利益の創造であり」
当時の経営者が常識としていた考えは、
大事なのは顧客を生みだすこと。
そのために、企業は、競合他社より高い価値(=
利益をもたらしてくれるのは顧客のみなのだから。
「
もちろん、その他の機能もなければ企業が回らないし、
イノベーションとは、
マーケティングがしっかりしていなければ、
つまり、その機能や価格や存在場所などを知ってもらえない。
イノベーションだけでもマーケティングだけでも企業が成功するこ
マーケティングと営業の違いも彼は明確にした。
「マーケティングの目的は営業を不要にすることだ」
顧客の欲求を深く理解し、
車などの製品をまず設計し、そのあと、
『ドラッカー全教え ~自分の頭で考える技術~』大和書房
本書の中でこんな逸話が紹介されていた。
『ゼネラル・エレクトリック(GE)「伝説の経営者」
そのときドラッカーはふたつの問いを発しただけだったが、
たった2つの問いが、
ちなみに質問は次の2つである。
●GEという会社をこれから作るのだとしたら、
●ひとつめの問いに対する答えがノーの場合、どうされますか。
この問いに対するウエルチの回答は、
その結果、株式価値が4000%も上昇するなど、
核心をつく質問は、会社を変え、人の生き方さえ変える力がある。
その質問により、自分の脳の検索エンジンがフル稼働し、その答えを自ら探しはじめるからだ。
そして、自分の頭で考える技術が身につく。
自ら考え続ければ、オリジナルな新しい発想が生まれ、そこにイノベーションが生まれる。
自分の頭で考える技術を身につけたい。
■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪ http://www.facebook.com/hitonokokoro
■Twitterはこちらから https://twitter.com/hiroo117