リチャード・カールソン氏の心に響く言葉より…

 

 

《「運が味方してくれる人」、絶対の共通点》

 

 

私たちは、あら探しをしたり、人の話にけちをつけたり、欠陥を見つけることに関してはエキスパートである。

 

どこかへ出かけてみたらとても混んでいたとか、子供の学校に問題があったとか、腹を立てることは簡単にできる。

 

いつだって、探しているものは目に入るようになっているのだ。

 

 

たとえばホテルに泊まって文句をつけるネタを探せば、いくらでも見つかるだろう。

 

同じように、人に対して、あるいは生活様式、住んでいる場所、仕事についてあら探しを始めたらきりがない。

 

だが、この理論は逆の方向にも働く。

 

 

もし、よい面を探そうとすれば、それが駐車スペース、仕事、隣人、子供の学校、友人、行楽地など、何であろうと、きっと気に入るものが見つかる。

 

あなたはただ、条件や選択肢をいろいろ調べて、自分に合わないものや要求を満たさないものを除いていけばよい。

 

実に簡単なことだ。

 

 

以前、仕事を辞めたいという人と話をしたことがある。

 

車のセールスの仕事は相手から断られることが多く、それに耐えられないというのだ。

 

ところが、話をしているうちに、彼は自分が今まで断られたことばかりに目を向けていたことに気づいた。

 

何とか契約成立にこぎつけたこともたくさんあったのである。

 

一つ契約が成立した嬉しさを思えば、そのための苦労など、ものの数ではない。

 

 

彼は仕事に取り組む姿勢を変えた。

 

その結果、断られてもあまり気にならなくなり、その結果、フラストレーションが減っただけでなく、売上成績も上がったのである。

 

ぜひ、今日からでもこの発想の転換を試してみてほしい。

 

 

自分の不運や不満を嘆いたリ、怒ったりするのではなく、目を見開いて、辛抱強く、あなたがすでに「手にしているもの」を探してみる。

 

腹を立てるためにネタを探すのではなく、自分の好きなものを探してみる。

 

頭にくる人に目を向けるのではなく、そういう人は視野の外に追いやって、好意を持てる人、見ていて気持ちのいい人を見つけてみる。

 

そして、そんな人が見つかったら、「ほら、いい人だっているじゃないか」とつぶやいてみよう。

 

 

結局、自分がどこへ目を向けるかという問題なのだ。

 

世間にあふれている腹立たしいことに対して、それがそこにあるというだけで目を向けるのか、それともほんのひと握りではあるが、好ましいことに目を向けるのだ。

 

この発想の転換をすることで、毎日がどんどん楽しくなっていく。

 

 

小さなことにくよくよしない88の方法 (王様文庫)

 

 

 

 

以前、「犯罪者のなり方」というような記事を読んだことがある。

 

その方法は、朝からテレビの前に座り、ニースだろうが、ドラマだろうが、天気予報だろうが、その番組の出演者やアナウンサーが話していることに対し、いちいち、文句やいちゃもんをつけるという訓練だった。

 

それを続けると、どんな言葉に対しても瞬間的に、文句やいちゃもんをつけられるようになるという。

 

文句やケチをつけるのがクセになっているような人は、まさにこのような訓練を毎日しているのと同じ。

 

 

だが、反対に「運が味方してくれる人のなり方」というのがあるとしたら、「文句」の逆をやればいい。

 

朝からテレビの前に座り、流れてくる言葉一つひとつを、ほめたり、感謝したり、許したり、感動したりする。

 

 

アナウンサー:「本日の天気は、晴れ時々曇り、寒さが一段と厳しくなりそうです」

 

自分:「素晴らしい!なんて素敵なんだ!やったね!」

 

 

「結局、自分がどこへ目を向けるかという問題」

 

運が味方する人でありたい。

 

 

 

 
 
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