小笠原敬承斎氏の心に響く言葉より…
江戸時代に武士の心得について書かれた『葉隠』にも、
「幼いときから勇気を養う。
仮にもおどしたり、だましたりしてはいけない。
強く𠮟りつけると引っ込み思案になってしまう」
こうしてあらためて読んでみると、
この考え方は十分、現代でも活用できるものだ。
美しい所作を身につけている、
相手のこころに思いを届けられる人には、自己に偏(かたよ)
躾が身についていて、自然な身のこなしができる人は、
なぜなら、周囲からたくさんの愛情を受けているから、
ここで誤解してはならないのは、「甘やかすこと」と「
愛情があるからこそ、助け舟を出さず、子どもに責任を持たせ、
辛いことも経験させる。
昔と比べて、
「可愛い子には旅をさせよ」というが、躾とは愛情をもとに、
「勇気は常に勝利をもたらし 恐怖は常に敗北を招く」
と中村天風師は言う。
天風師は、人がなぜ、怖れを持ったり、悲観したりするのかというと、それは「勇気が足りないから」だ、という。
なぜなら、心を積極的に保つには、勇気が必要だから。
現代人に欠けているものは、この「勇気」。
勇気とは…
失敗するかもしれないという恐怖に立ち向かう心。
困難なことや辛(つら)いことから逃げない心。
覚悟を決めること。
つまり、肚をつくるとか、気骨を持つことができるかどうか。
それは、「卑怯(ひきょう)な振舞(ふるまい)をしてはいけない」、「弱い者いじめをしてはいけない」という武士道の基本となるものだ。
勇気を忘れない人でありたい。
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