さて東京の緊急事態宣言は7日で解除されるんだろうか。もしくはしていいんだろうか。
というわけで3月になっちゃいましたね。1年はえー。ていうか2021年もはえー。いま間違えて「2012年」って打って何か変だな…?ってしばらく気づかなかったくらい、人間としての機能が衰えてる気がする。
それでも「主につらいです」に書いたように、前回の緊急事態宣言の時よりはだいぶ精神がラク。そのいちばん大きな理由はマンションの外壁工事が去年冬にようやく終わったから!!!!
少しずつ少しずつ部屋の前の足場が取り払われてゆくと共に外の光が、空気が、風が入ってきて、それはそのまま自分の心身にも反映されてゆく。すべての足場撤去が終わった時の「世界はこんなに明るく風通しがよかったのかァァァァァァァ!」という解放感といったらなかったよ。職人の皆さんさよなら、そして長い間ありがとう。こんにちは静寂!
なので今回は環境自体は問題ないです。前回のようにジムの休止もない(間引きや時間の短縮はある)。生活必需品の買いだめや品切れももはや起こらないし、休日に街に出ればけっこうな人出であるよ。つまりみんな、この状況に慣れ始めている。
いいも悪いもなく、粛々とひねもす家にこもってたって誰も褒めても助けてもくれない(文字通り公助もろくにない)し、カオナシみたいにトークスキルが失われていくだけだ。人は慣れる。その中でめいっぱい暮らしていく。テメーは手厚いフォローが用意されてるくせに民にだけ何もかも「やるな」とおふれを出すお上の言うことなど聞きたくないのだ。
とりあえずこの期間中に私がしたこと。
・抗体検査
・献血
・PCR検査
別に疑陽性とか濃厚接触者だったとかではなく、やってみたかったからやってみただけなのでご心配なく。検査はすべて陰性でした。
献血は「コロナ禍で移動献血車が巡回できず、血液がとても不足している」とネットで知ったので、通常でも希少なAB型人間として行ってきた。渋谷のハチ公前献血ルームが広くてキレイで驚いたし、眺めのいい部屋でジュースやお茶やお菓子飲み放題、雑誌やマンガ読み放題、アイスも食べていいよーって空間なのですばらしかった。時期が時期なので事前確認も問診もめちゃくちゃ厳重だったけど。看護師さんによると、私は血管は太く成分は濃く流れも速いそうなのでまた献血しようと思う。
抗体検査は知人からもらったキットがあったので献血にゆく少し前にトライ。私は痛いのも血も平気だけど、針が…針が思いのほか思い切りよくパシーン!!ってダッシュして刺さってきたのでビビった。血の出し方が下手というか調子に乗って絞り出したので検査トレーの周りが血飛沫だらけになってしまった。
PCR検査は「民間でも安価なものが出始めている」という情報を得たので一回やってみよう!と思っただけ。木下グループのPCR検査(税抜2,500円!)を利用。都内の繁華街に数箇所あり、私は渋谷を利用。日時予約は全てネットです。
医療施設を想像して行ったら「…何ここ投票所?」ってくらいめちゃくちゃ簡易な設備、スタッフは2人位しかおらず私が行った時、他に客はいなかった。唾液採取キットを手渡され「眼の前の説明書きを見てやってくださいね〜」と。なるほどオールセルフなんですね。説明書きの横に梅干しとレモンの写真が貼ってあるのにウケました。それ見ながら唾液を試験管に入れて袋に戻して提出、おわり。所要時間3分ほど。お会計はカードまたは電子マネーのみで、翌日夕方にはメールで陰性の結果が来た。なんと簡単なことか。
おかげで「抗体検査&PCR検査、陰性やで!!」という印籠を手に、「それならば…」と安心した実家の母と、じつに1年以上ぶりに再会できたのだった。
「すぐに」「何度でも」できる民間検査があるってありがたい。PCRなんてやるべきじゃないとか言ってた政治家の皆さんが自分の政党で感染者が出たら秒で全員検査させてた茶番を見て私はもうほんとにお上の言うことなんて(以下同文)
というわけで私は基本、元気で健康です。
それでも友人と会える機会は激減してるし、たまに会うとみんな「久しぶりに人類と会話したから会話が下手くそになってる」「仕事で毎日オンラインmtgしてても、リアルで人と会えないと病むね」と口々に言ってるので、早くもう一段階ラクになる日が来てほしい。
みんなもがんばろうね。
じゃなくて、がんばらなくていいから自分の幸せと楽しみを大事にしようね。