春だよーーーー! (オジィ@キャッツ)
先日のGIGではからずも「新入生歓迎」と「卒業式」やってきたせいか、
春のそういう学校行事をむしょうに体験したいです、今。
わたしの高校は女子校だったので、
力仕事。
イベントでの「面白い芸」。
「格好いいセンパイ」の役割。などなど。
共学であれば根こそぎ男子がかっさらうところを、ぜーんぶ女子がやるわけです。
もともと男子といるほうが気楽なあたしにとって、
女子校は今振り返るとさほど性にあわなかったのですが、
唯一その点だけは、ものすごく嬉しかったのをよく覚えています。
(高1のとき、何が最高にひゃっほうだったかって、
遠足でバスの座席の最後列中央に座れたことですよ。
中学まではそこは、ボス男子の座る特等席でしたからね)
忘れもしない高校の新入生歓迎会。2年の先輩たちが寸劇をしたとき、
グラサンに赤シャツで男役をやったK先輩がものっそい格好よくて、
新入生一同がかなりの確率で撃ち抜かれまして。
しばらくすごく騒いでたなあ。あたしも恋しましたからねK先輩に。
文化祭でも、体育祭でも、格好いい(=男装が似合う)先輩たちは
自分たちでその役割をよく分かっていて、一世風靡をやったり、
学ランを着たり、それはそれは素敵でした。
ええ、ニキビ花盛りのリアル男子高校生より確実に格好よかった。
学内に本物の男子が入ってくる文化祭よりも、
1日だけ男子になる先輩が出現するその瞬間のほうが、
みんなやけに盛り上がってた気がします。
(ちょっとウソ。もちろん本物男子高校生にもちょー盛り上がってた 笑)
その先輩たちのクオリティには遠く及びませんが、
長いこと「男に生まれれば良かった」とか思い続けてたあたしも、
上級生になってからはもちろん「芸をやる」側に回りました。
全校生徒の前でひとりでモノマネオンパレードもしました。
学ラン着たり、光GENJIの格好したりして踊りました。
モテたなー女に。ははは。あん時だけだなモテたの。
小中高大、そして社会人になっても、
イベントでエンタテイメントする側に常に常になり続けているんですけど、
「男」も「女」も自由に演じられ、かつ自分が先頭で突っ走れた分、
あの女子校時代の気持ちよさは最高だったなあと思います。
女である自分が「ヒーロー」というものになれることなんて、なかなかないからね。
だから氣志團の奴らを見てると、今でもくやしい。
男の子ってずるい、って何かくやしいんです。
あれ、春の歓迎会の話からずれました。
まあいいか。
ヒロインにもなりたいけど、ヒーローにもなりたい春なのれす。
むずむず。