『女たちは二度遊ぶ』吉田修一 | 佐藤ひろのすけの《ひろの漬け》

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作曲家、ピアニスト佐藤ひろのすけのブログです。
日々思う事、海外旅(男磨きの旅シリーズ)音楽について書いています。

二度では済まない、、、

ふと思い出す人。

特に深い付き合いでも無かった
会社の同僚。
飲み屋で出会った人。

など、すっと通り過ぎただけの女が
出てくる短編集。

全て男目線で描かれていて、エンディングもすっと終わり、

で何? so what?

と言ってしまえばそれまでなのだが
何故か心に引っ掛かる。

それは小説と言いつつも
これ、作者の実体験ですよね?
という生々しさがそこにあるからだろう。

女性が読むと

女たちは二度遊ぶ (角川文庫) 女たちは二度遊ぶ (角川文庫)
(2012/10/01)
吉田 修一

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「男ってこれだから」という声が聞こえてきそうだけど
本音はこういう所にあるのかもしれない。

淡々として生々しい10人の女の話です