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ひろのすけ♪のブログ

ジャンルにはこだわらず興味あることや関心のあること。
そんな色々なものを整理して自分の忘備録的なものにしてゆきます。

その内容が他の人にも役立てば言うことはありません。
そんな感じで書いてゆきたいと思います。

金継ぎ

長年愛用のカップを割ってしまい
どうするかと思いついたのが

「金継ぎ」

本漆はあるけど、本金が無く
本漆では時間もかかるので、
今の自分には難しい

ネットでエポキシ樹脂の
金継ぎセットを発見
安価で出来上がりも早い
とりあえず試してみる

光沢や質感はやはり劣るけれど
カップの価値を考えたら相応

エポキシ樹脂なので、
使用に耐えるかわからないけれど
また使用できる喜びがある

金継ぎをして思ったのは
人が怪我や病気をしたとしても
回復させれば、この金継ぎのように
それは人生のアクセントとして
また新しい価値を付加するのかも知れない

だから自分の病気も
肯定的に考えられるように
思えました

金継ぎのように
回復させたいです

そんな薬について書いてみようと思います

これはいろいろ難しいことを書かないといけないので

上手く書けるかどうかまだ自信がありませんが

まず書いてみます

 

自分が精神科を受診したのは

今から約28年前です

まさかこんなに長い間闘病するとは考えもしませんでした

 

2度目の入院の主治医は僕の3番目の医師でした

その時はうつ病がかなりひどく寝込んでしまい

自力で起き上がれずに病院に担ぎ込まれました

ベッドの上で寝ていると先生が突然部屋に来て

「明日から治療していきましょう」

 

とわざわざ声をかけてくれましたが

そんなことは後にも先にもなかったです

その先生は入院中平日は毎朝各患者の部屋を回り

問診をして独自のカウンセリングをして

さらに毎週土曜日には1時間以上各患者を一人一人

特別にカウンセリングをしてくれていました

 

先生は

「私は根治療法(根本的治療)を行います。

薬は補助として使います」

と明言しましたが。

とにかく治療が徹底していました。

 

詳しくはまた書きますが、

その後引越しなどの事情から

病院を転々としてきましたが

後にも先にもこの時のような先生には出会いませんでした

その後の病院はすべて薬物治療が中心で

カウンセリングも本当に治療に届かないものばかりでした

 

先生は

「思考の癖を取る」ことを良くおっしゃっていて

「笑いは副作用のない薬」

「美しいものを見ることも副作用のない処方箋」

と言って、病院の待合や休憩室からは

丁寧に手入れされた日本庭園が見えて

夜は静寂の中をライトアップされていて

その景色は心を癒してくれました

 

病室は環境もよく

まるでホテルの中のようで

本当に趣味の良い美術工芸品や植物が飾られていて

それを見ているだけでも心が癒されました

 

看護室には

「過度なアドバイスは患者の治療の邪魔をする」

と書かれている文字が見えたことがあります

 

さて、入院中の日々の治療のメインは

「ストレスリスト」にストレスを書き込み

先生と一緒にこれを整理していくのですが

一番心に残っているのは

 

先生「なるほど、人間関係で悩んでいるか」

私「はい」

 

先生「おまえは、地球の回転を止めようというのか?」

私「地球の回転ですか?」

 

先生「もし、地震が起こったら、おまえは地震に対して怒りを起こすか?」

私「いえ、地震は仕方なく起こったので受け入れるしかないです」

 

先生「人間関係もそれと同じ」

先生「人間関係においてもその感覚を強くしていくこと」

 

診察が終わって、なんとなく考えていたら

なるほど、私は地球の回転を止めるようなことを考えていたと気づきました

そして人間関係も本当に同じことなんだと

でも今でも頭では理解できるのに

まだイライラすることはあります

 

でも、イライラするのも自然な事なので

余計なイライラは大分減ったと思います

 

こんな治療はその病院だけで

あとの病院はほぼ薬物療法でした

 

薬が増えて副作用が増えて

副作用止めの薬が増えていく

多い時は一日20錠くらい飲んでいたこともありますが

今は漢方薬3種だけになっています

その経緯はまた書きますが

 

副作用に瞼が落ちてくるようなものがあり

それを止めるボトックス注射などはかなり高価でした

 

ある先生は「薬は一生飲み続けなければならない」

と言いましたが、飲んで治らないなら

飲まないほうがましではないかと思いましたが

病気を治したいがために一生懸命にきちんと飲んでいました

 

私自身が感じていたことは

薬を飲んでも自分の症状は結局再発を繰り返しましたし

薬を飲むと副作用が出ます

 

結局薬を飲むと飲まないとの違いは自分にはなく

薬を飲むだけ副作用が余計に増える状態でした

 

それに、そうなるとどれが本来の病気の症状なのか?

どれが薬の副作用なのか見極めがつかないので

主治医と相談して減薬を考えていました

 

それに加えて

内海聡氏の

「精神科医は今日もやりたい放題」

を読み、色々と納得するものがあり

減薬していきました

 

結局自分の場合は

減薬に失敗したのか

そのタイミングで起こった

離脱症状と思われる頭部の激痛が

約5年間続き、今は軽くなってきたものの

いまだに毎日痛みが強くなり弱くなりを繰り返していて

 

本来のうつ病に加えて

神経障害性疼痛としての痛みをかかえて生活しています

しかし、自分はそれでも薬はやめてよかったと感じていますし

 

なによりも、薬以外にできることはたくさんあって

薬を飲み続けてとしても、それを併用していけば

もっと効果が期待できると思いますし

ひょっとしたら薬は急性期のみに補助的に使用して

短期間の服薬で済む可能性もあります

 

しかし、そんなことを教えてくれた病院は

本当に一つもありませんでした

 

でも幸いネットにはいろいろな情報がありますし

薬を使わない方法を色々と勉強して実際に試していったことは

自分にとって財産になりました

 

薬以外のいろいろな方法をまた書きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うつ病や、ネガティブな思考に陥った時

また、カウンセリングをする中でトラウマに触れてしまったり

日常生活の中でネガティブな思考に陥った時には

プラス思考はストレス軽減や逆境を乗り越える方法として有効になると思います

自分自身効果があって今でも続けています

 

患者に対してのカウンセリングを始めようとするときに

カウンセリングや相談の中でとてもネガティブな思考を誘発してしまうことがあります

自分も経験があるのだけれど、カウンセリングで何を話すか考えたり

カウンセリングの後もその時話したことについてさらに連鎖的に考えが巡ってしまい

時には一日中悩みの渦に吞まれてしまうことが度々ありましたし

自分の場合にはそれが反芻思考となって、

寝ている間も四六時中続くという苦しみを味わってきました

 

だから、カウンセリングや相談を受けるときには

大きな悩みや苦悩を抱えていることは予想できるので

それがだんだんと吐き出されていくこと自体は

カタルシス効果や、相手に受け取ってもらえるという感覚

話すことで整理されていくという効果

などで心が軽くなる一方で

 

普段心にしまっていて抑えられているトラウマなどのストレス要因が

またさらに心の傷を深めてしまうことがあることに配慮しようと考えています

 

その方法として、

心はネガティブな思考とポジティブな思考でバランスをとっていて

ネガティブな思考の割合が高いとうつになりやすく

ポジティブな思考の割合が高いとうつになりにくいと感じているので

 

ポジティブな会話を合わせて導入していきたいと考えています

それは日常生活の何気ない話でもいいし

悩みとは別の話に切り替えられるということが大切だと思います

切り替える習慣を身に付ければ悩みから抜け出すことができるからです

 

脳は同じことを考え続けると

それは例えば車のエンジンが空回りして

ついにはオーバーヒートしてしまうように

脳が疲労して止まってしまいます

 

だから、何か考え事をするには定期的に脳を休める必要があります

しかし、悩み始めると止まらなくなることがよくあります

大きな悩み、重大な事、生存を脅かしそうな悩み

経済的に立ち行かない、日々の生活が苦しいなどなど

一生懸命に考えて解決したい問題が

目の前にあるとなおさらそうなりやすいです

 

プラス思考、ポジティブシンキングの方法の一つに

「ベネフィット・ファインディング」

「リフレーミング」

というポジティブ心理学の方法があります

 

こういうものを使うときも

苦悩に満ちた患者さんの頭の中には

すでに考えでいっぱいなので

詳しい説明などしていても頭に入っていかないことが多いですから

その程度に合わせて、シンプルなやり方から始めていき

それが進んだら徐々にテクニックを加えていくといいように感じます

なのでシンプルなやり方から順番に書きます

 

①寝る前に一日3つ。またはそれ以上。今日よかったことを考える

 

この方法は、今日一日苦しく何もなかったような日々を送る患者さんが

それでも小さな幸せを見つけていく訓練で

これを続けていくとだんだんと日々の生活の中で

よかったことを探せるようになっていきます

 

心理学で「カラーバス効果」というものがありますが

「赤色を見つける」と意識すると

今まで見落としていた赤色ばかり目につくようになっていきます

それが脳の特性です

 

これと同じ原理で「よかったこと」を探すと

今まで気づかなかったよかったことを

見つけていくことができるようになります

 

また人間の脳は負の感情と正の感情

例えば苦しみと楽しみを同時に感じることは難しいです

どちらか一方の感情に引っ張られますから

良かったことが一つでも見つかると

感情が切り替わりやすいです

 

②「ベネフィット・ファインディング」

この考え方は苦しみの体験や経験をしたことの中に

その体験がもたらしたプラス面について焦点を当てる方法です

 

例えば

「今日は試合に負けてしまった」経験をしたら

「今日は試合に負けてしまった。しかしいい経験になった」のように

 

困難を経験したが、そのおかげで目が覚めたであるとか

辛い病気を経験したおかげで、健康の大切さを知ったなど

その経験がもたらしたマイナス面ではなくプラス面に焦点を当てることで

マイナスの経験だと思っていたことがプラスに変換できると言うことになります

 

そのことによってものの見方に柔軟性を持つことができ

ストレスに対しても柔軟に対するようになっていきます

 

これを進めればストレスや苦しみはプラスをもたらしてくれるものであると

肯定的に考えるまでになることもできます

 

読書することができる場合は

ヴィクトール・E・フランクルの名著「夜と霧」は

非常に厳しい状況下に置かれたなかで生き抜く考え方を描いていますが

この本を読むだけでも自分の状況はきっと乗り越えられると感じるかもしれませんし

苦しみの中にあったも決してあきらめない逆境に対する光になるかもしれないです

 

③「リフレーミング」

リフレーミングは自分が感じたネガティブな考えなどについて

別の角度から見直してそれをポジティブにとらえる方法です

 

例えば、

「今日は試合に負けてしまった」

「今日の試合は一つの通過点だ」

など、全く違う視点からとらえることで

その事実をプラス変換する方法です

 

物事は多角的にみるとネガティブ面だけではないですし

逆に多角的にみるとポジティブ面だけでもありません

そういう柔軟な考え方を身に付けると

ストレスにも対処しやすくなります

 

④言霊

言霊の力も大きいです

心は言葉の力で変化します

ネガティブな言葉がネガティブな心を生み

ポジティブな言葉がポジティブな心を生みます

それは潜在意識から行われるようなので

 

ポジティブな言葉に焦点をあてたり

ポジティブな言葉に変換していくことは

同時に心をポジティブにしていくことになります

ですから上記の方法はとても役に立ちます

 

以上、「ベネフィット・ファインディング」「リフレーミング」の

具体的なやり方などはネットに多く掲載されているので

一度調べてみて下さい

 

⑤仏教的解釈

いつものように仏教にこのことを見てみますが、

これ以下は、まだわかりやすくかみ砕いて説明できないので

かえって悩んでしまう場合もありますから

仏教について関心ある場合のみ読んでください

 

 

仏教にもよく似た考えがありますが

例えば弘法大師空海は次のように言います

 

「心暗きときは、すなわち遇うところことごとく禍なり、

まなこ)明らかなれば、途(みち)に触れて皆宝なり」

つまり

「心に智慧が働かない状態のときはすべてが災い(ネガティブ)に見える

 智慧があれば目が開いてすべてが宝(ポジティブ)に見える」

(性霊集巻第八 招提寺噠嚫文)

 

この二つの状態のことを仏教では「無明」と「明」と言います

「無明」は智慧が働かない状態

「明」は智慧が働く状態です

では智慧とはどういうものでしょうか

 

そのためにはまず「空」の考え方を知る必要があります

仏教では一切存在を「空」ととらえますが

「空」とは何もない「無」ではありません

「空」とは一切は多義性を持っていて

なおかつ一切は相即関係にあるということを言うと思っています

多義性とはすべてのものにはいろいろな意味付けが可能であるということで

相即関係とはつまりすべてがつながっている関係であるということです

 

相即関係については

初期の仏教では「縁起」(すべては関係性を持っている)と呼びましたし

さらに華厳仏教では「一即一切 一切即一」(一つのものが同時に一切すべてであり。一切すべてのものは一つである)

という風に世界をとらえます

 

また「無常」とは一切は変化するものであり

一切存在の中に永遠に常に存在するものはないと捉えますが

相即関係を持ちつつ常に変化していると考えます

 

世の中の一切存在の本質がそうであると見極められたなら

それが一つの智慧となります

 

世界の本質を見極めることができれば

あとはもう一つの智慧である「方便」を使用します

方便とは智慧を具体的な表現を用いて良いほうに使うことを言うと思います

良い方向とは「慈悲」です(慈悲については前々回ブログを参照ください)

 

これを簡単に説明すれば

一切全ては「空」という一つに限定することができない多義性を持っているのだから

その中で「慈悲」という行為、つまり相手の苦しみを抜き去り楽を与えるという人が幸せに向かう善いことのために

「方便」という具体的な方法を「空」という多義性の中から選び取る

 

それが智慧であり苦しみを楽に変換する方法である

ということになるのだと思います

 

ただ、仏教的解釈は自分のテーマでありますが

しかしそれが一般の悩んでいる方の役に立つかどうか

一部の人にしか役立たないなら書く意味はないかもしれないと思い

今後どうしていくか少し悩んでいます、、

それぞれの人にそれぞれあったものを使えるといいのですが

 

今夜はこれでおわります